2009年11月26日
日本語の成り立ち2~同祖論~
写真は青森県・麻生遺跡出土の土製仮面(縄文晩期)。東京大学総合研究博物館よりお借りしました。
日本語の成り立ち~縄文語の発見1で、重層説(日本語はあるXという言語にYという言語が積み重なってできたとする見方)から紹介するとしましたが、その前に同祖論(日本語はあるXという言語とその起源を同じくしているという見方)から紹介しておいた方がいいとのアドバイスがありましたので、先に同祖論の諸説を概観します。
日本語の起源研究の状況にもあるように、文法はアルタイ系、語彙は南方系との類似性が高いと言われているので、これらを中心に紹介します。小泉保著『縄文語の発見』(1998年)より。
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- posted by okatti at : 2009年11月26日 | コメント (32件)| トラックバック (0)