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2012年1月2日

2012年01月02日

「性の探求者」シリーズ② 赤松啓介に見る性の追求 ~日本人のおおらかな性~

2012年の新年特別企画、「性の探求者シリーズ」
第2回の本日は、赤松啓介氏を取り上げます。
赤松啓介氏については、当ブログでも、
日本婚姻史2~その8:赤松啓介と言う人
『日本の婚姻史に学ぶ、共同体のカタチ』「夜這い婚って何?」
など、何度も取り上げています。
歴史に残るものは統合階級側から見た、統合の仕組みや制度改革の出来事ばかりで、かなり偏ったものです。
それに加え、統合の仕組みは歴史として残っている反面、その統合様式の最基底になる婚姻様式には、ほとんど触れていません。ましてや庶民の婚姻様式など皆無です。
そんな状況の中で、庶民の生活を探り、記録として残した赤松啓介は本当に貴重な注目すべき存在です。
そこで、若い20代の友人に、赤松啓介氏について感想を聞いてみました。


赤松さんの記事や本を読んで一番感じたのは、
「女性が性の充足を求めることがみんなに認められ、喜ばれている」
というみんなの意識のありようがすごくありがたいなぁということです。
現代は性って特に女性にとっては秘め事になりがち。
集団の中でみんなにオープンにするなんて考えられないこと。
でも、それが100年も遡らない時代に、女性から性充足を求め、そしてそれが喜ばれる状況があった、ということをありのままに教えてくれる赤松さんの記録はとても勇気付けられます。
全体の意識を共有していくためには、まずは女たちでオープンに性の話や充足を共有できるようにすることが始めの取っ掛かりになりそう。2012年は、性充足を女たちで共有していけるような空気を作っていきたいです☆

>雨の夜、仲間の家に集まって馬鹿話をする若衆たち。
「お前夕べ、ウチのお袋のとこ来てたやろ」
「えー知らんでえ」
「ウソ言え。で、どうやった?」
「俺の妹がお前に会いたい言うてたで。最近ご無沙汰らしいな」
「いやーお前の妹イマイチやしなあ」
「俺今日留守するから、嫁のとこに来てやってよ」
「わかった、行くわ」とまあこんな感じ。
そゆことしてると当然父親不明な子が生まれますわよね。
それを「こいつ全然俺に似てないやろ?」と笑いながら育てる夫。
赤松さんが紹介しているように、共同体の中で上下関係なく、みんなで性の充足話をしていた事実を現代の人はどれだけ知っているのでしょうか。「笑いながら性の話をするのは当たり前。」そんな風潮があったことが驚きとともに、楽しそうだなと思います。
こういう事実をみんなに知ってもらいたいと思います!

ほんの数世代前の日本で「性の充足をオープンに皆で共有していた」という事実が、驚きと同時に、行き詰まった現在の男女関係を打開する新たな可能性として感じられているようです。
今回は、赤松氏が亡くなられた時の、鴻上尚史氏の追悼文を紹介します。
にわかには信じがたいほど、度肝を抜く興味深い話です。
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