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2007年05月15日

res:無文字社会の思春期(3) 「性は、悪いこと、恥ずべきこと」と考える社会

manus10.jpg
【↑マヌス族の踊り】
みなさんこんばんは。
さいこうさんの【無文字社会の思春期(3) 「性は、悪いこと、恥ずべきこと」と考える社会】http://www.jinruisi.net/blog/2007/05/000172.html
についてちょっと疑問があったので、まずは疑問点をあげたいと思います。

>マヌス族は、もともと【性否定社会】だったのでしょうか?それとも何らかの外圧状況から【性否定社会】へと転換したのでしょうか?マヌス族が父系社会であることと関係があるのかも知れません。
>マヌス族の活力源って何だろう?

ってさいこうさんも疑問に持たれていますが、私もこれを読んで“【性否定社会】ってホントに存在したの?”と疑問を持ちました。
例えば以下の点、、、

マヌス族は、
>妻は夫に敵意をもち憎まなければならないという極端な【性否定社会】であるともいわれます。
と言われながら、
>ながい期日にわたる複雑な、おおさわぎの儀礼を経て、いずれ結婚へすすむ。
おおさわぎとは恐らく結婚の祝い(祭り)のようなものだと想像できますが、相手に敵意を持ち結婚するのを祝うと言うのは、しっくりきませんね。

また、

マヌス族は、
>子どもはわがままいっぱいに遊び、神聖な儀礼の最中でもはしゃぎまわる。両親は子どものいいなりである。まさに、子どもは王様である。
とありながら、
>少女の思春期発動期、初潮時には、父および父系男子によって儀礼が行なわれる。
>他方、少年には社会的成熟儀礼はない。ただ、12~16歳くらいのとき耳に穴をあける儀礼がある。5日間さまざまな禁忌が課せられる。

と言うようにしっかりと大人による子供達への集団儀式は存在するようである。これは決して“両親は子どものいいなり”ではないことを示しているのではないか?

そもそも【村武誠一著『家と女性の民俗誌』無文字社会の思春期】からの引用とありますが、その中の“M・ミード”氏の捉え方って正しいのか疑問に持ちました。

この辺り、もっと追求して行った方がいいかもしれません。

↓これ宜しく!
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comments

こんにちは。レスありがとうございます。

確かに【性否定社会】と一言でくくってしまうと、本質が見えなくなってしまうかもしれませんね。

 性は、皆の期待・応望の充足を高める一方、性的邪心は集団・社会・規範を否定し解体する方向に働きます。集団のおかれた状況によっては、性を批判的に捉ええなければならなかった集団もあるのではないかと思います。

性的邪心による集団や社会の崩壊を繰り返し経験する中で、性を否定的な対象として封じ込めようとする規範風土が形成されてきたののかも知れません。

 思春期とは、子どもから大人への移行期であり、その過程で集団規範を身に着けてきます。大人の接し方も集団での役割も大きく変わります。

規範は、集団がおかれた外圧状況に規定されます。やはり、その集団の置かれた外圧状況をしっかり押えなければいけないですね。どんどん追求していきましょう。

  • さいこう
  • 2007年05月16日 22:42
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