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2021年04月22日

白人(欧米人)の意識構造の解明(5) 西洋民主主義の欺瞞と異常な性観念

「民主主義(デモクラシー)」の起源をたどると、ギリシャ・ローマに行きつきます。そこでは、自分たちのことを「市民」と称していましたが、これは共同体の成員ではなくなったので、新たに作り出した概念です。しかも平等を口にしながら、市民だけが平等で、一方で市民の人口の数倍の奴隷を使役しているのです。しかも、ギリシャの哲人たちもそのことに自己矛盾は感じておらず、平気でいました。

ギリシアの時代から同じ人間を奴隷として使役してきたのが白人(西洋人)ですが、その発想の原点は家畜を飼い馴らすことであり、人間を家畜同様に飼い馴らすという発想から奴隷制が登場したと考えられます。
白人が侵略性や騙し性が強くなったのは、彼らの出自が略奪集団(山賊・海賊)であり、一貫して、侵略・支配することしか考えていないからです。

◆白人(西洋人)の精神構造はどうなっているのか?
るいネット『西洋人の精神構造と異常な性意識』(リンク)より

自我を制御するのが規範共認であり、西洋人がそれを喪失しているということは、彼らがとことん自我収束し、自我の塊になっていることを意味する。これが西洋と東洋の違いである。
①自我は他者否定と自己正当化の塊であり、
②自我の塊であるということは、「みんな仲間」という感覚を肉体的に喪失しているということと同義である。言い換えれば、本当の意味での平等意識を欠片もないのが西洋人である。
③他人を同じ人間とは見なしていない。他人は家畜同然であり、実際、ユダヤ教の聖典にはそう書かれている。つまり、潜在意識では他人を家畜視しており、「こいつらは人間ではないんだから(家畜なんだから)、騙しても支配しても(殺しても)良いんだ」と思っている。

あるいは、自分たちだけは自由・平等で、その他大勢の人類は自由でも平等でなくても平気で居られる(日本人から見れば、彼らの「思想」には論理整合性が欠片も無い)。要するに、自分たちとその他の人類とは別の基準=己に都合の良いダブルスタンダードになっている。これが西洋人の騙しの構造である。西洋人の観念群は共認基盤たる共同体や規範を喪失したために、(何もない所から)己に都合よく捏造した架空観念なのである。

モンゴルやアラブにおいては氏族共同体や規範共認が残っており、この規範観念群は集団や社会の全員が共認しており、同時に全員に適用されるものである。そこではダブルスタンダードは許されない。だから彼らはダブルスタンダードでは決してない。

◆西洋人の異常な性意識

例えば、女に対する怯え、「良き父親観念」、純潔主義と不倫のタブー、貞操帯、魔女裁判、禁欲主義、男女同権をはじめとして、枚挙に暇がない。
前提条件として、人類は一貫して母系であり、牧畜集団においても母権制であった。女主導であれば性はオープンになる。その象徴が、1000年前のインドの男女和合の場を神殿の壁一面に描いた彫刻であり、アラブの女も一夫多妻で囲い込まれてはいるが挑発性は高く、略奪闘争以前はインドと同じく性文化が豊かであっただろう。これは縄文人→日本人も同様である。

☆それに対して、西洋人の性意識は異常である。なぜ、そうなったのか?

略奪集団は男集団であり、女は現地調達するしかない。つまり略奪婚となる。男たちの女に対する発想は、力の原理で女を調達して、あとは家畜と同じように女を飼い馴らすというものである。この力の原理で支配するという発想は今も全く変わっていない。
ところが、ここに根本的な矛盾がある。力の原理は男の原理であり、女が主導する性原理は全く別の原理であって、力で押さえつけられるものではないのである。従って当然、女たちの反乱が起こる。具体的には不倫や子供の囲い込み(子供を人質という意味で「子質」)。

それで西洋人の男たちは反省すべき所を、あくまで力の原理で女を支配しようとする、その根性は変えなかった。その発想は今も全く変わっていないようで、レディーファーストも男女同権も良き父親も全ては、女を支配しようとする意識の裏返しである。これは、本音では家畜視している他人を支配するために平等を口にするペテンと同じ関係である。

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