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2021年4月29日

2021年04月29日

世界の婚姻制度~スウェーデン人は「結婚しない!?」~

日本で結婚したい!となった場合。

大抵のケースが、「婚約→両親に挨拶→結婚式を挙げる&一緒に住む→こどもを産む」という流れが一般的です。
(できちゃった婚や事実婚も増えてはいますが、まだまだ少数派)

 

では、世界の婚姻制度ってどうなっているのでしょうか?
(世界の婚姻制度の最新状況を紹介していきます!)

 

過去の紹介はこちら▶世界の婚姻事情

 

第1回は、日本人が当たり前だと思っている結婚への価値観と180度と言ってもいいくらい異なる国として『スウェーデン』の事例から紹介していきます。

ちなみに、昔のブログでも紹介しています♪
現在、世界の婚姻形態は、どう成っているのでしょう?Vol.3 ~スウェーデン編~

 

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理想を描かない?結婚しないスウェーデン人と離婚事情より引用

高福祉でほんわかした理想的なライフスタイルのイメージが強く、出生率も先進国の中では高いため、さぞ幸せな結婚生活を送っている人が多いのだろうと思われる北欧のスウェーデンですが、実は婚姻率がそれほど高くないことをご存知ですか?

スウェーデンではパートナー関係にある人たちの約半数が事実婚(サンボ)なのです。事実婚は同棲婚とも呼ばれていて、籍が入っていない事実上の婚姻関係にある状態のことで、スウェーデンでは事実婚のカップルが結婚しているカップルと同等の権利を得ることができるような法律制度になっています。

例えば結婚に際して起こりうる最も大きい変化の一つが子どもを持つことかと思いますが、スウェーデンでは事実婚の間に生まれた子どもと結婚間で生まれた子どもとには何の区別(差別)がなく、仮に両親が離別する際にも、結婚している夫婦の子どもと同じように子どもの権利が認められるのです

■なぜスウェーデン人は結婚しない?

スウェーデンは男女平等を大きく掲げていて、男性も女性も社会に出て家庭との両立を可能とする社会制度を確立してきました。その例として、男性も育児休暇を取ったり時短で働いたりすることができ、保育所や子どもの教育には税金が多く使われています。国からのいわゆる子ども手当もあるため、子どもを持った方が家計の収入が増えるというケースもよく耳にします。

これを知ると、そうです。スウェーデンの社会制度面だけで言うと、「結婚」に特段意味や意義がないというのが日本との大きな相違点なのです。

日本は一般的に男性の給料が女性より高く生涯労働年数も男性の方が長いですよね。女性は出産・育児で職場を離れることが多く、キャリア上不利になることがあるため収入面での自立が難しいケースが多く、さらに子どもがいる場合には生活費だけではなく教育費を支払うための収入確保が必須になると思います。そのため、日本では制度面での婚姻関係がその後の自身の人生にも子どもの人生にもとても大きな意味を持ち、結婚とは生涯で一番重要な「契約」ではないかと私は思います。

その点スウェーデンでは、個人ベースの課税制度のため、子どもがいてもパートナーに依存することがなく、例えば職を失ったりケガや病気になったとしても、個人として国からサポートを受けることが可能で、その際には婚姻ステータスや子どもの有無が基本的に関係しません。

こうした個人ベースの権利を享受するために、国民は毎月給料の約半分をも税金として支払っているのです。つまり婚姻に関して言えば、事実婚でも全く損をしない社会制度がスウェーデンにはあるのです。

 

■離婚はネガティブなこと?子どもにとって大切なのは?

日本ではまだまだ離婚はあまり望ましくないことという見方が強く、一生懸命無理をしてまで結婚を続けている夫婦がたくさんいると思います。

そしてその中には、社会的な要因の他にも経済的な要因によって離婚を選択できないケースもあるかと思います。

スウェーデンでは両親の離別に関係なく、社会的にも経済的にも子どもに手厚い制度が整っています。日本人の感覚では、いくら制度上では両親が離婚しても子どもにマイナス影響がないと言っても、両親が揃った幸せな家庭で育つことができなくなった子どもが可哀そうと思う人も少なくないかと思います。ここにもスウェーデンと日本で大きく異なる価値観があります。

社会制度が基本的に個人ベースのスウェーデンでは、子どもがいても親である前に一人の人間なのです。

そして親が幸せでない場合、子どもに幸せを与えることは難しいと考えます。つまり、「夫婦(パートナー)の関係が良くないけれど、まだ子どもが小さいため離婚(離別)しないで我慢しよう」という考えは起きにくいのです。逆に、「夫婦の関係が良くないのは子どもにとってこそ悪影響。こんな冷めた関係の元で育つ子どもはどんなに辛いだろう」という発想で別れることを決める夫婦も多いのです。それは、大人であっても子どもであっても、無理や我慢をすることが精神衛生上理想的ではないというスウェーデン人の根本にある考え方によるものだと私は考えています。それでも子どもを愛する気持ちには何も変わりがなく、人として個人を尊重するからこその判断なのです。

実際に私のスウェーデン人の友人の半数近い両親が離別していて、新しいパートナーがいたり更には子ども(友人からすると異母兄弟)がいたりします。

彼らの話を聞くと、離別当初はやはり複雑な思いを抱えていることが少なくなく、悲しい思いもしたといいますが、両親が生き生きと自分の人生を歩み、また愛する人と出会って幸せそうな姿には素直に喜んでいて、親であっても一人の人として尊重するということを学んでいるように見えます。

ちなみにスウェーデンでは離別した両親の子どもは、暴力問題などがない一般的な離別の場合には両親のそれぞれと会ったり暮らしたりする権利があります。

また、一緒に暮らすことになる両親の新しいパートナーのことは「お父さん」「お母さん」と呼ぶことは決してなく、名前で呼びます。これは、両親の新しいパートナーを認めていないわけではなく、その子にとっての両親は離別してもその二人だけなので、ある意味当たり前なのです。

そして新しいパートナーにとっても、既に子どもがいる人と付き合ったり、結婚、事実婚をすることに抵抗がほとんどないのもスウェーデン社会の制度に大きく関わっています。

子どもに必要な経費が基本的に税金で賄われているため、継母や継父が経済的に子どもの面倒を見る必要がないのです。

生活圏の中に義理の子どもがいるだけなのです。また私自身も友人を見ていて思ったり、実際に話を聞くことも多いのですが、義理の親子には義理の親子だからこそ特別な関係が築かれることも子どもの成長にプラスになっていると感じます。つまり、親ではない人生の先輩が一人増えたことで、親には相談できないことを話すことができたり、親以外の社会の目として子どもたちを見守る存在があちこちにいるのです。

そんな背景からか、子持ちのパートナーと一緒になる際には、義理の子どものことを「Bonus barn(=ボーナス・チャイルド)」と呼ぶことがよくあります。ボーナスとはプラスでついてくる嬉しいおまけのようなものなので、日本で差別的に言われることのある「コブ付き」とは全く反対の発想だと思いませんか?

 

他にも、結婚するカップルでも結婚式をしないことが多く、女性が結婚に対して理想を描かないという特徴や、結婚=家族同士という意識もあまりないため、形式的な挨拶もないという特徴があるとのこと。

 

その背後には、個人が生涯生きていく上での社会制度が確立されているということが見えてきました。

日本のように「結婚」という契約に縛られずに生きていくのはよさそう!と可能性も感じますが、一方で個人の満足度のみが取り上げられており、日本に昔からある集団性の可能性も捨てきれません。(家族とのつながり、助け合い、もっというと村落共同体の中の婚姻など)

 

引き続き、他国の状況も調査していきながら、可能性を探っていきます!

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2021年04月29日

閉鎖独占からの離脱~学校という専門特化した場は必要なのか~

前回は、企業に焦点を当ててその可能性を探った。本来、企業なるものは社会の公器であり、家庭や学校などの機能を包摂した存在であると提起し、江戸時代と現代の実践されている事例記事を紹介した。人材育成という視点で見た場合、学校という歪んだ場では成果が出ないことが示唆されている。

そもそも、人は現実の社会的圧力の中で育つものである。誰しもたどってきたことは、赤子のころに周りの人の中で自らが言葉という高度な機能を獲得してきたことであり、その後の遊びの中で様々な約束事や廻りへの思いやり、感情の共有、行動規範など生のままに育つ。そこには生命原理でいう闘争課題、生殖課題につながる様々な必要な事柄を真似る⇒学ぶという行為につながる。それら課題への畏敬や早くできるようになりたいという欠乏を強くしていくものである。

学校という現実から切り離された場ではその圧力が働かない点で、まず適していない。さらに同年齢、同カリキュラムというプログラムも現実の状況を無視したきわめて人工的なシステムであり、教師がそのシステムの絶対支配者に陥る閉鎖独占性が問題である。まさに核家族の問題と重なっている。そして、現代の学校では、上記のような根底からの欠乏が失せてしまうことが最大の問題点であろう。何に向って学んでいるのか全く見えない。個々人の学歴、就職のための、あるいはその実績にこだわった運営に堕しているのではないのだろうか?文科省というトップから教育という分野を独占して指導している制度もまさに市場社会における奴隷の再生産といわれても否定できない。

脱学校という視点で今回も記事を紹介したい。

(さらに…)

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2021年04月29日

シャーマンやチャネリング回路の秘密は、右脳とつながった松果体にある

有史以前のシャーマンやチャネリングの脳回路(リンク)(リンク)、あるいは日本上古代(≒縄文時代)のカタカムナ文明(リンク)。始原の人類は、およそ現代人とは異なる対象認識機能を有していたと考えられます。
そして、その対象認識機能の秘密は、右脳とその根幹にある松果体にあるのではないかと思われます。

以下、『天才脳のメカニズム~間脳と右脳の密接な関係』(リンク)より

――――――――――――(以下引用)――――――――――――――

人間の大脳は、大脳辺縁系(哺乳類の脳)、脳幹(爬虫類の脳)、脳梁に分けられます。脳幹は、間脳、中脳、脳橋、延髄から出来ています。脳の中心には脳幹があり、その回りに、大脳辺縁系が取り巻き、更にその周囲を大脳新皮質が取り巻いている形になっています。
また、大脳は右半球と左半球の2つにわかれていて、この左右をつないでいるのが脳梁です。間脳の中には、視床、視床下部、脳下垂体、松果体があります。

人間の脳は受精後、爬虫類の脳である脳幹、哺乳類の脳の大脳辺縁系、霊長類の脳の大脳新皮質へと、外側に向かって発達してゆきます。この3つの脳は、古い時代に完成した順に別々の機能を有しています。最深部にある脳幹は、テレパシーを媒体とするチャンネルが働き、大脳辺縁系はイメージを媒体としたチャンネルが働きます。

大脳新皮質は、左脳と右脳に分かれ、左脳には、言語を媒体とするチャンネルが働き、右脳のみ下位層の脳と通じる回路が存在しています。左脳は、言語回路の機能しかありませんが、右脳は下位層のイメージ回路やテレパシー回路とつながっているのです。そのため乳児期は、大脳辺縁系(哺乳類の脳)と脳幹(爬虫類の脳)と連結している右脳のみで、テレパシーやイメージが使えています。
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その後、左脳の発達に従って、右脳の働きが出にくくなってゆきます。左脳は下位層の機能とはパイプがないため、左脳の顕在意識で右脳の働きや、下位層の脳の働き(テレパシーやイメージ)を抑えこんでしまいます。その結果、大人は潜在能力が発揮しにくくなっているのです。

現代人は、顕在意識レベルだけの言語と論理認識の左脳偏重傾向にあります。教育も言語と顕在意識の左脳教育に偏重してしまっています。その結果、イメージやテレパシーを媒体とした潜在意識を引き出す右脳教育がほとんどされていません。しかし、この潜在意識(無意識)にこそ、天才的能力が眠っているのです。この右脳のイメージ情報系とテレパシー情報系と左脳の言語情報系の3つをまとめているのが、間脳なのです。そして、間脳こそ最も深い所での人間意識と記憶を受け持っています。

一方、人間は身体をコントロールする情報系統に、神経系と内分泌ホルモン系の二種類があります。実際には、60兆個あると言われている全細胞に伝えるためには神経系のみでは間に合わず、内分泌ホルモンを血液中に放出し、全身の器官へ伝達し、各機関からそれぞれのホルモンを分泌し、全細胞をコントロールしています。

脳下垂体のホルモン分泌の調整をしているのが、すぐ上部にある視床下部です。そして、これを活性化させる最も重要な器官が「松果体」です。この「松果体」は、脳の一番深い場所に位置した0.1~ 0.2gの小豆大ほどのクリスタル構造をした特別なホルモン分泌腺です。実は、この松果体は人体の中で最初に完成する器官であり、この松果体が、生命力や若さ、免疫を強化するメラトニン、リラックスのセロトニン、やる気と快楽ホルモンのドーパミン、アセチルコリン、βーエンドルフィン等の脳内ホルモンを活性化させています。
つまり、この松果体が、肉体や意識をコントロールしているのです。この松果体が目覚めると、第3の眼といわれるイメージ力やテレパシー能力、直感力、宇宙情報のインスピレーション、透視能力などが働き出すのです。

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