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2022年01月13日

観念原回路とは、波動を共鳴し増幅させる回路

画像はこちらからお借りしました

 

 

人類最大の特長ともいえる「観念機能」。人類はどのようにして観念機能を獲得していったのでしょうか。極限時代の第2ステージは、そこに照準をあてて追求していきます。

 

例えば観念機能の産物の一つである言語。言語の出発は、ピカピカやアカアカ等の擬態語ですが、これは原始人類が宇宙や自然から感じ取った“何か”を現わした言葉だと思われます。この“何か”とは何なのでしょうか。また、宇宙や自然から、どのようにして感じ取ったのでしょうか。それを考える糸口は、メスの性充足によるオーガズムの境地(チャネリング)と、オス同士の踊りによるトランス状態にあります。

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前回の記事でも述べたように、極限時代の人類は、強烈な不全解消期待と、それを突破する強力な同一視充足の可能性に導かれ、メスは、サル時代以上に、己の全存在をかけて不全解消役=親和役へと収束してゆきます。その最大の収束先は、性充足でした。

皮膚感覚の一体感を高めるべく、体毛を薄くし、肌質を滑らかにしてゆき、さらに、同一視感覚の一体感を高めるべく、目や気を通じ合わせ、感情や感度を増幅させてゆきました。そのようにして皮膚感覚と同一視感覚をとことん磨いた果てに、ついに、人類のメスはオーガズムの境地にまで至ります。

一体充足に可能性収束した人類② ~オスとメスの性充足~

 

 

またオス同士も、『踊り』が仲間とのトランス状態を作り出します。極限的な生存圧力のなか、右、左と足を踏み鳴らす踊りにより、全員が同じ動作を繰り返す一体感が仲間との間で生じ、不全(怖れ)を解消して集団の統率力を高めていきます。トランス状態は、自他の境がない周りとの一体化とエネルギーを生み出します。

一体充足に可能性収束した人類③ ~オス同士の踊り~

 

 

 

このチャネリングやトランスという状態は、『波動』で捉えるとより具体的に見えてきます。

声、リズム、鼓動、動き、快感・・これら全ては波動。お互いの波動を発信⇔受信し、互いにその波動を共鳴(同一視)させることがチャネリングやトランスの入り口です。そして、波動を共鳴させることで、波動の振幅は大きく増幅していきます。波動を増幅することで、エネルギー(活力)が高まり、また小さな波動も、仲間と共鳴させることでよりハッキリと感じられる(一体化できる)ようになります。これがチャネリングやトランスの状態と思われます。

つまり、チャネリングやトランスを繰り返すことで、波動の共鳴⇒増幅回路が回路が太くなっていき、その後の観念機能に繋がる観念原回路へとなっていったのではないかと考えられます。

冒頭に問いをたてた、「原始人類が宇宙や自然から感じ取った“何か”」とは『波動』。人類はチャネリング、トランスを通じ、万物の波動をも感じられるようになっていったのではないかと思われます。この辺りは次回の記事で詳しく展開します。

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