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2021年12月22日

一体充足に可能性収束した人類② ~オスとメスの性充足~

神道・仏教・ヒンズー教。いずれも性は神聖なものだった。
(※画像はこちらこちらこちらからお借りました)

 

異なる状況下・不全状態の中で、部分的に同一視できた地平を起点に、オスの不全解消期待に応えて性機能を磨いてきたサル時代のメスたち。

 

そんなある時、足の指が先祖返りして、それ以前の獣たちと同様、足で枝を掴むことが出来なくなった退化サル(=原初人類)は、樹上に棲めるという本能上の武器を失った結果、想像を絶する様な過酷な自然圧力・外敵圧力に直面します。

その結果、オス・メスとも、同じく極限的な状況に陥り、強烈な不全感に苛まれるようになったのです。

 

今回は、状況と不全が同じオスとメスに生起したその強力な不全解消欠乏が、オスとメスの関係にどういう影響を及ぼしたのかを追求してみたいと思います!

 

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本能上の武器を失った退化サルは、まずその強烈な不全解消欠乏発で、互いを注視し、互いの期待を看取し、互いの期待に応え合おうとしました。

このように、互いに同じ欠乏発で強く期待し合うのも、サル時代のオスとメスにとっては初めて!

退化サル(原初人類)のオスとメスにとって、それだけでも、充足度は大きく違ったことでしょう。

 

しかも、ここでの充足感は、状況や不全(欠乏)が一致している状態、つまり、同一視回路が完全リンクした状態での一体感です!

これまで部分的な同一視充足しか得られなかったオス・メスにとって、この同一視感覚は、かつて経験したことがないほど強力な充足と活力をもたらしてくれたのではないでしょうか。

 

そして、この強烈な不全解消期待と、それを突破する強力な同一視充足の可能性に導かれ、メスは、サル時代以上に、己の全存在をかけて不全解消役=親和役へと収束してゆきます。

その最大の収束先は、性充足でした。

 

性充足に可能性収束したメスは、皮膚感覚の一体感を高めるべく、体毛を薄くし、肌質を滑らかにしてゆきました。(人類の無毛化の原因は難題で諸説ありますが、私たちはこの説が整合性と必要性が高いと考えています)

さらに、同一視感覚の一体感を高めるべく、目や気を通じ合わせ、感情や感度を増幅させてゆきました。

そのようにして皮膚感覚と同一視感覚をとことん磨いた果てに、ついに、人類のメスはオーガズムの境地にまで至ります。(これが後に、宇宙や万物との一体化回路の基盤となるのですが、それについてはいずれまた本格的に取り上げたいと思います。)

 

このようにして、人類にとって性は最大の充足源・活力源となったのです!
人類の性行為が、単なる生殖のためではないこと、あるいは物理的刺激ではなく精神的開放度によって快感度が変わるのも、この進化の要因を見れば納得ですね。

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