2021年12月17日
一体充足に可能性収束した人類① ~サル時代と決定的に異なる点~
足の指が先祖返りして樹上機能を失った人類の祖先たち。
他のどんな動物よりも弱い存在となり、エサもなければ、外敵からも身を潜めるしかない極限的な不全状況において、人類の祖先たちに、強烈な不全解消欠乏が生起します。
そして、サル時代に獲得した共感機能(同一視回路)に全面収束するのです。
が、ここで、サル時代とは決定的に異なる点があります!
それは、オスとメスが初めて、同じ状況に陥り同じ不全を抱える存在になってしまったこと!!
これによって、
●オス・メスの関係
●婚姻様式や子育て体制
●性や親和の在り様や機能
等が、サル時代と比べてどう変わるのか。
これらこそが、人類婚姻史ブログとしては最大とも言っていいほどのテーマですが、それを追求するためにも、まずはサル時代のオス・メス関係を簡単におさえておきたいと思います。
- posted by nisi at : 2021年12月17日 | コメント (0件)| トラックバック (0)