2007年12月21日
戸籍制度に見る東洋と西洋の違い
奈良正倉院に残る最古の戸籍“大宝二年御野国加毛郡半布里戸籍”
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タイトルに「東洋と西洋の違い」とは書いてみましたが、実は国民の身分関係を明確にするための戸籍制度を採用しているのは日本、韓国、台湾だけです。他の国は個人の履歴をどのように管理しているのかというと、欧米では個人毎の登録を基本として、さらに出生・婚姻・死亡などの「事案」別に分類されるのが一般的のようです(リンク)
アメリカも個人登録で、ある州で結婚すれば、式を挙げた教会がその州へ届けてくれる。また、別の州で出産すれば、赤ちゃんを取り上げた病院がその州へ届けて把握されるのみ。(こんなので上手く管理出来るのかとも思いますが、実際に相続人の追跡などにかなり支障があるようです。)
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東洋と西洋、登録手法にこのような違いが出来たのはどうしてなのでしょう。
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- posted by kato at : 2007年12月21日 | コメント (3件)| トラックバック (0)