2011年01月28日
原始時代の社会期待(10)~共認圧力=活力が農耕への転換を促した
前回は「人類はなぜ大地を耕しはじめたか?」を扱いました。
ヤンガードリアス期という急激な寒冷化(危機)に直面し、食糧が乏しくな中、高まるみんな(集団)の生存期待に応えるために、農耕が始まりでした。意外なことに、人類は、やむををえず農耕を始めたのですね。
このように、寒冷化という自然外圧が契機になって、狩猟採取から農耕への生産様式の転換が起きたのですが、そうならば、なぜ?ヤンガードリアス期の以前の寒冷期に農耕への転換が起こらなかったのでしょうか?言い換えれば、農耕が始まった寒冷期が、ヤンガードリアス期だったのはなぜなのでしょうか?
ヒエ
今日は、この疑問に答えるために、改めてその時代の人類が置かれた外圧状況や社会期待について掘り下げてみます。
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- posted by sachiare at : 2011年01月28日 | コメント (0件)| トラックバック (0)