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2011年4月21日

2011年04月21日

中世・暗黒時代の悪魔とキリスト教

前回は、「西洋中世社会の実像:中世は身構えた時代」を扱いました。
海賊や山賊の勝組が作った国家であるギリシャ、ローマは強力な力で国を統合、秩序化した奴隷社会でした。しかし、力をなくしたローマ帝国は、秩序は乱れ再び周囲は皆が敵という不信、不安の世界に戻ってしまいました。
そして『暗黒の中世』は、殺害や略奪は当時のどの町でも一般に見られた「身構えたえた時代」であり、この周囲がみな敵であるという緊張状況が、現在の欧米人の精神構造に染み込んでいる事を知りました。
(日本での地震混乱時に略奪や殺人が起こらずに秩序が保たれているのが不思議だと感じる西洋人の大元にはこの精神世界があることが分かりました。)
では、その中世の時代、『暗黒の中世』で周囲が敵だらけの「中世は身構えた時代」において、キリスト教が広まって行く頃の、大衆は世界をどのように感じていたのでしょうか?
そしてキリスト教はどう対応したのでしょうか?
ぽっちっとお願いします。

(さらに…)

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