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2019年9月10日

2019年09月10日

☆子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題

昔は子どもたちが外遊びをする姿をよく見かけましたが、現代の子どもたちは学校や塾、習い事etc…と、遊ぶ時間などないような忙しさです。
でも「遊び」は、本能に根差したとても重要なもので、動物にとっても人類にとっても最大の学習課題といえるもの。
もう一度見直していきたいですね。

リンクより紹介します。

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■日本子ども学会「世界中の子供が鬼ごっこをするのはなぜか」リンク より転載。
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鬼ごっこは世界中の子供たちが好んでする遊びである。もっとも単純なものであっても鬼ごっこには規則がある。しかし鬼ごっこが世界的に広まっている現状を説明するには「ヒトはもともと子供の時には鬼ごっこをする動物である」という仮説の方がそれが一つの地域から伝播したと考えるより合理的だ。
餌付けされたニホンザルのコドモたちは一つの物を持ち手を交代しながら遊ぶ「枝引きずり遊び」をする。この遊びには「物の持ち手は逃げ、その他の持たない方は追いかける。物を奪ったら逃げ手になる」という規則があると考えられた。こうした規則とそれによって生じる構造上の類似性などから、枝引きずり遊びは鬼ごっこの原形の起源であると考えられるのである。規則のある遊びはサルでもヒトでも生得的にできるわけではないが、「ゆとり」がある集団では自然に生じると考えられた。
枝引きずり遊びのような遊びが、ヒトという種が起源してからは様々なヴァリエーションを生じ、鬼ごっことして現在の世界的分布を保っていると考えられる。
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(引用以上)

●「古今東西、子どもたちはみんな鬼ごっこをする」。この事実は大きいと思う。そこには必然性があるのだろう。リンク アメリカでは「鬼ごっこ」までが禁止され始めている…という話があるようだが、大人の勝手な都合は、子どもたちの本能に根ざした摂理を歪める可能性が高い。

●上記論文によれば、ルール化された(様式化された)遊びは餌付けされたサル集団でしか見つかっていないようだが、野生でも多くの霊長類の子どもは、「追いかけっこ」と「取っ組み合い」を繰り返す遊びを頻繁に行うことが知られている。

■NHK教育 地球ドラマチック「よく遊び よく学べ!~動物たちはこう育つ~」より転載。
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野生で生きる動物たちが最初に学ぶのは、「生き残る」コツ。
インパラ(野生の鹿の一種)がぴょんぴょんと横とびをして遊ぶのも、野生のヤギが山の急斜面を駆け上がって遊ぶのも、自分たちをねらう肉食動物から逃げる方法を自然と学ぶためなのです。

人間の子どもたちが遊ぶとき、女の子はお人形さん遊びが好きだったり、男の子はプロレスごっこが好きだったりと、性別によって遊びの好みが違っていることがあります。
野生の動物たちも同じで、例えばチンパンジーのメスは、子ザルを抱っこして子育て遊びをしますし、オスはオス同士でレスリングをして力を競い、大暴れして遊びます。それぞれの群れでの役割を、遊びながら学んでいるのです。

ある動物園に、人間によって育てられたシロクマがいます。この若いメス、ティグワークはほかのクマを全く知りません。
ある日、オスのシロクマ、エディと対面することになりました。ティグワークは警戒し、なかなか友だちになろうとはしません。
しかし、母グマに育てられてクマ同士のコミュニケーション方法を知っているエディは、仲良くなるコツを身につけていました。おもちゃを持ってきたり、水に飛び込んで追いかけっこしようと誘ったりしたのです。
そのうちティグワークはエディと一緒に遊ぶことがとっても楽しいと気づき、2頭は友だちになっていくのです。

生きていくための知恵を、遊びならが身につけていく野生の動物たち。それはもちろん、人間の私たちにも言えることなのです。
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(引用以上)

●チンパンジーの例にもあるが、知能が高いといわれる動物ほど、同性同士で遊ぶor遊びも性分化する傾向が高いそうだ。これは大人になったとき、集団の中で果たす役割と連動している。子ども時代に遊ばなかった動物は、集団のルールが分からず、暴力的になったりして、群れから外されることもある。

●動物園のシロクマの例は、動物は集団の中で(遊びなどを通して)育たなければ、生来の機能をまともに発揮できないことを示していると思われる。

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