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2020年12月31日

2020年12月31日

コロナ禍は何を変えたのか

今年のコロナ禍にはじまる急激な変化は、歴史的な位相でも大きな出来事である。歴史区分として、生産史観でみる場合が多いが、婚姻史観として捉えると、

 

■極限時代

集団婚として首雄集中婚が中心であったと想定される。その後の弓矢の発明等で生存適応力を獲得した人類は狩猟系部族では勇士資格婚へ、採取系部族では兄妹婚、交叉婚という形態をとるが、婚姻は集団として生き抜くための知恵、規範の在り様がそのまま実践されてきた。そこで繰り広げられる性の世界観も共同体原理、果ては自然の摂理や宇宙との一体感をめぐるものであり、性と最先端の観念上の認識まで一つながりであったようだ。

原始人類の自然認識~宇宙・自然との一体充足

性充足(チャネリング)回路を土台として生まれた、宇宙との一体充足=観念原回路

 

■私権時代

気候変動をきっかけに食糧の争奪から全面的な略奪に至ったことを契機にして、すべてが私有権を前提とした社会になってしまった時代には、婚姻関係も女を私有する私有婚に変わってしまった。(一夫一婦であろうが、一夫多妻であろうが本質は私有である)

つまり、それまでの世界観が一変し、私権だけにしか反応しない思考に陥ってしまい、現実世界での充足は程遠く苦しさだけがのしかかる。宗教はこの状況から生まれた必然があるが、失われた充足感や根底的な価値を幻想化して求め続けた。性関係においても共同体を失ってしまったがゆえに、自己を前提とせざるを得ず、市場社会前夜においては幻想化された恋愛感情が登場する。

西洋婚姻史=性の覇権闘争史①

【人類婚姻史を構造化する】9~ルネッサンスから近代の婚姻様式:私権闘争以降、略奪婚⇒固定一対婚から、自由恋愛へ

(さらに…)

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