2022年05月20日
赤ちゃんの適応力を弱くすることで、結果的に種の適応力を強くした人類
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画像はこちらからお借りしました。
前回は、主体の喪失の不全を解消するために、全面受容に収束したことを扱いました。赤ちゃんは全面受容が必要な状態で生まれてきます。「無」=主体の喪失を起点として、人類固有の特性や意識構造が形成されていくとしたら、赤ちゃんが全面受容で生まれてくることにも関連していそうですよね。
当然ですが、強い赤ちゃんを産む方が生存確率は上がります。しかしヒトの赤ちゃんは適応力が弱く、助けがなければ生きられません。つまり生命原理に反しているのです。事実、昭和初期においても多くの子どもが出産後死んでいます。原始時代においてはかなりの子どもが出産後一年以内に死んでいると思われます。これまで弱く生まれてくる理由が良く分からなかったのですが、全面受容における充足がヒトにとって不可欠だとするとどうでしょう。
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- posted by sai-nao at : 2022年05月20日 | コメント (0件)| トラックバック (0)
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