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2011年05月09日

日本人の起源を探る 8~日本語の起源研究の状況

ここまで、日本人の起源について、年代を追ってみてきました。
今回からは、彼らが用いてきた言語が、どのようにして日本語として形成されてきたのかを追究してゆきます。
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画像はこちらからお借りしました。

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日本には多種多様な人種が北から南から渡来し、彼らは争いあうことなく融合し民族をかたち作って来ました。おそらく日本語も同様に、数多くの言語体系が塗り重ねられてきたであろうと推察されます。
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ありがとうございます
日本語の起源研究の状況より引用しながら、日本語との共通性を調べていきましょう。

日本語の起源については、これまでアルタイ諸語起源、高句麗語同系、朝鮮語同系(以上北方系)、オーストロネシア語起源、アルタイ・オーストロネシア混合言語、タミル語起源説(以上南方系)などが唱えられてきたが、定説と言えるものはまだない。
概ね共通理解に至っているのは、日本語に南方系言語と北方系言語の特徴を併せ持つこと、文法は北方系、特にアルタイ諸語の一つツングース諸語との類似性が高く、基礎語彙(身体名称や基本動作、自然物など普遍性の高い対象を表現し変化しにくいと考えられている語彙)は南方系との類似性が高いということぐらいだ。

文法を北方から語彙を南方から取り入れ、融合してきたと受け取れますが、果たしてそうなのでしょうか?そう単純なものでもないようです。

上記各言語を現在使用している地域・民族および歴史上使用していた可能性が考えられている民族・国家は以下。

 

現在の言語分布図です。(クリックで拡大します)
日本語は世界的にも限定的な言語なんですね。
なぜここまで限定的になっているのかは不思議なところですが、
日本には、侵略→皆殺し=リセットという歴史がないため、さまざまな言語が塗り重ねられ、独自の言語進化をたどったため、と言えるのではないでしょうか。
逆に言えば、現代の時点で日本語と他国の言語が共通点を持っていたとしても
「起源が共通」とはいえません。
融合(または分離)したのは、はるか昔のはずであり、それ以降もさらに融合(または分離)してきたはずですから。塗り重ねられたた末の、偶然の一致であるかも知れないのです。
なので、
各言語の成り立ちはどうなっているか、
その言語を使っていた民族が、日本にいつ・どのように流入してきたか、
という視点を常に持っておくことが重要です。
このことを忘れずに、日本語のルーツを探るために「起源が同じでは?」とされている言語を見てゆきます。

 ■オーストロネシア語
現在のインドネシア、ジャワ、ポリネシア、フィジー等の言語。但し、台湾原住民語が祖語に最も近いとされ、中国南部地域に起源を持ち、台湾を経由して南下していった言語と考えられている。

オーストロネシア語は、中国南部起源の言語なんですね。
もっとも、さらに時代を遡れば、以前のスンダランドを含む地域に起源があるようです。
当時のスンダランドで話されていた言語≒スンダランド語とは?
よくわかりません。。。。
強いて言えばここか?
オーストロネシア語は、日本語と語彙において類似性があると言われていますが、
中国南部経由の名残なのか、
南方モンゴロイドが伝えたと思われるスンダランド語の名残なのか、分けて考える必要がありそうです。
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 ■アルタイ諸語
西~中央~北アジアに分布する言語グループ。ツングース諸語、モンゴル諸語、テュルク諸語の3つがあり、主語→目的語→述語の語順や膠着語であること、語頭にRを使わないことなどが日本語と共通している。

アルタイ諸語の系統について紹介されているHPがありましたので引用させていただきます。(図解とも、)

altai.gif
アルタイ諸語には言語による血族関係が認められません。昔は印欧語族と並べて「アルタイ語族」と表記されていたようですがいまでは「アルタイ諸語」と改められました。
ソグド語はルーン文字(古代トゥルク語を表記する碑文用の文字)以前の突厥の公用語でした。ソグド語が公用語として使われた背景には文字言語を持たない突厥族の中でソグド人が文書行政を担当していたことがあったからでしょう。
ソグド商人とウイグルとの結びつきにより混血が進んだ事でソグド語はウイグル語に吸収されてゆきます。
ウイグル文字がそのまま借用されてモンゴル文字になったことは両者の密接な関係を表しています。モンゴルの再興を着眼よろしくいちはやく見極め両者の関係を緊密にしたウイグル商人の情報網とネットワークは素晴らしいものでした。
またモンゴル仏教がウイグル仏教を母胎としている事実も両者の関係を裏付けています。
血族関係が認められないのは、言語が借貸関係であったからです。より高度な言語を受け入れる柔軟な姿勢があったという事がうかがえます。

膠着語とは?
こちらから引用しますと、

 文法的な意味をどのように表すかによって、言語を分類したもの。
(1) 膠着語:日本語など。文法的な意味を表す接辞(助詞、活用語尾など)が実質的な意味を表す語(名詞や活用語の語幹など)に付属(膠着)する言語。例:彼-が、彼-を、彼-に;食べ-る、食べ-た、食べ-ない
(2) 屈折語:インド・ヨーロッパ語族の言語など。実質的な意味を担う部分と文法的な意味を担う部分の分離が難しく、語全体が活用(屈折)することによって両者が示される言語。英語に残る屈折語的性質の例:he、him、his;see、saw、seen
(3) 孤立語:中国語など。単語一つ一つの独立性が高く、語順が文法的な意味を担う言語。例:我打他(私は彼をたたく)、他打我(彼は私をたたく) (4) 抱合語:エスキモー語など。膠着言語の性質がさらにすすんで、動詞語根に人称、格、その他の接辞要素がすべて融合され、一つの語があたかも一つの文のように機能しているもの。

とのことです。確かに日本語はそうなっていますね。
アルタイ諸語は、前述の図解のとおり、さらに細かく枝分かれしています。

 【ツングース諸語】
満州~北東アジアに住むツングース族(満州民族・オロチョン族・ナナイ族など)の言語。ツングースと考えられている代表的な歴史上の国家は、粛愼 (みしはせ)・悒婁(ゆうろう)・勿吉(もつきつ)・靺鞨(まっかつ)・女真(じょしん)。

 【モンゴル諸語】
現在のモンゴル人・ブリヤート人。歴史的には鮮卑・烏桓・柔然・匈奴(フン族)?。

 【テュルク諸語】
現在のトルコ~中央アジア~シベリアの広い範囲で話される語群。中央アジア・モンゴル高原~シベリア起源とされる。歴史上は丁零(ていれい)・突厥(とっけつ)・ウイグル・匈奴(フン族)?。

 ■高句麗語
ツングース系とされる歴史上の国家のうち、主に高句麗で話されていたとされる言語(現在は消滅)。扶餘(ふよ)高句麗・沃沮(よくそ)・穢(わい)・百済の支配層の言語は同系とされる。

 ■朝鮮語(古朝鮮語)
三韓及び百済の被支配層、新羅語(現朝鮮語の直系祖語にあたる)。

この中で、古朝鮮語と日本語の共通項を取り上げられているHPを紹介します。
「日本史の宝石箱」さんやっはり、日本(ヒノモト)は新羅系の政権だったか! より引用。

「ヤマト言葉の起源と古代朝鮮語」朴炳植(パク・ビヨング・シク)さんの言葉をかりますが、アクア色フォントは私の言葉です。それ以外はパク・ビヨング・シク氏
日本語が伽耶(任那の近く、後の新羅)の言葉をとても多く、誤用、誤解を含め、影響を受けていることがわかったが。気になる記事があった。 
「RA]は神、「HI」は太陽の意味であるが、
古代朝鮮人は「RA神」を信仰していた。だからそのRAがいる土地は「KARA」(伽 羅)なのだ。天皇の名「ヒ コ」太陽神の子という意味。「RA神}の語源はサンスクリットに簡単に求められるが、実はエジプト起源。その後、朝鮮南部では「梵」に変化したがこれは、その後のバラモン教の影響だ。

[太陽・ 日・ 光]を三国(三韓?)時代には
百済では  良 ・ 羅 ⇒ 陽
新羅では  熱 ・ 泥 ⇒ 日
と表記していた。ついでに、SEU(尊い)ME(山)RA(神)MI(竜・神聖な者)KOTO(者)
「尊い山の神である神聖な者=天皇」「す め ら み こ と」なのだ。即ち「大山神尊者」

 ■タミル語
インド南部のドラヴィダ語族の一派。日本語と語彙の共通性が高いとされる(大野晋)が、その分析方法への批判も多い。また、ドラヴィダ語の権威とされるユトレヒト大学のズヴェレビル教授は、ドラヴィダ語が5千年以上前の中東~地中海起源であり、北方のアルタイ諸語とも類縁関係にある可能性を示唆している。

引用投稿中で紹介されているHPは
「徹底検証! 日本語タミル語起源説」 です。
では、次回は日本語の起源が南方なのか、北方なのかを取り上げます。
もっとも、どちらか一方だけ、というわけではなく、 「言語塗り重ねの歴史」を追ってゆくことになると思います。

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極論すれば、現代人にとって性は「個人の自我(性欲)を充たす為の『道具』」であると言えるのに対し、本来の婚姻は「集団が外圧適応していく上で非常に重要な『システム』」であったということですね。非常に考えさせられました。

  • 火の鳥
  • 2012年1月5日 20:26

今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。

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