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2011年08月13日

シリーズ『モンゴロイドの歴史』番外編~日本語に宿る南方モンゴロイド気質

(写真はコチラから)
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こんにちは、夏休みをいかがお過ごしでしょうか?
今日は、夏休み企画として、シリーズ『モンゴロイドの歴史』番外編~日本語に宿る南方モンゴロイド気質をお届けします。
(シリーズ本編の概要は『総集編~モンゴロイドは、どのような外圧状況に、どのように可能性収束したのか?』をぜひご覧ください)

本編、『12~日本語はどの様に成立したか?』

よく日本語は、よく“語彙”は南方系・文法”は北方系といわれますが、これは、日本語の起源は基礎的語彙の共通性が多数見られる南方系であり、後から日本に渡来し支配部族となった【新モンゴロイド】よってアルタイ語(北方系)が持ち込まれ、「南方系言語を母体して後発の北方系の言語が混合した複合言語」に成った。従って、日本人の源流は【南方モンゴロイド】の可能性が高い

また、本編『11~縄文人は南方モンゴロイドの気質を温存している~』

日本には様々なタイプの遺伝子タイプが現在も共に生き残って共存共栄していて、その共存共栄しているそのあり様は、受け入れ体質で、共同性が強く私有意識が少なく、母系社会のまま、源郷スンダランドで形成された【南方モンゴロイド】の気質を強く残している.

について扱いました。今日は、この「日本語」の特徴から、日本人の「南方モンゴロイド気質」について、もう少し考えています。
「日本語は他の言語とは異なり、いくつかの日本語にしかない特有点を持ち、世界の言語の中ではユニークかつ難解な存在」ということがよく聞かれます。その特徴の一つが「日本語は世界でも稀有な母音語族」であることです。
母音語とは何か?どんな特徴があるのか?などから、日本人の深層にある南方モンゴロイド気質に迫っています。
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■日本語は世界でも稀有な母音語族

(写真はコチラから)

日本語は必ず一つの子音が母音とのセットの発音になっていて、音声の認識も母音を中心に認識します。このような言語は日本語とハワイ、南太平洋のポリネシア語族にしか見られないのだそうです。
他方、世界のほとんどは子音を中心に認識します。ヨーロッパ語もアラビア語も中国語も、さらに東南アジアの一部(インドネシア、タイ、ベトナム)、そしてお隣りの朝鮮語も子音語族だそうです。

■母音と子音
母音は自然音ともいわれ、声帯から出た震動を喉頭、口腔、鼻腔で共鳴させて出す音で、母音の違いは主にこのパイプの形の違いによるものです。同じ母音を連続して出すことも、他の母音に連続的に変化させることも出来ます。長音にもなるし、「ア」から「オ」まで連続して変化させることも出来きます。この意味でアナログ的言語といえますが、口の開け方、口腔の形、息の出し方などの違いによって、大まかな状況や、心のスタンスなどを表現しやすくなっています。

  • 「ア」:最も大きく口を開けて素直に声を出すので、オープンさ、明るさ、屈託のなさ、やさしさ、広がりとしての大きさ、などを表現しやすい。

  • 「イ」:口元を狭めて息を強く出すので、意志・意欲を表わすと共に、鋭さ、まっすぐ、などを表わすことができる。

  • 「ウ」:口腔の奥の上の方に意識がいくので、内へ引き込んで上へ動くイメージがある。

  • 「エ」:「イ」と「ア」の中間的な位置づけながら、あごを少し引き気味に発声するので、躊躇感、遠慮など引き気味の心的状況を表現しやすい。

  • 「オ」:口腔の中を丸くして、意識を口腔の奥の下に置き、口腔内で共鳴させるようにして発声するので、丸さ、内部での動き、とともに、重さ、ものの大きさ、などを表現することが出来る。


一方、子音は不自然音です。口腔に障害物を作って出す人為的な音で、連続して出すことは出来きない、デジタル的なものです。障害物を作る場所を調音点といいいますが、音の作り方によって、破裂音、摩擦音、破擦音、鼻音、弾音、半母音、声門音などがあります。
子音は、その特徴から、相手との距離を保ち、威嚇する発音体系とも言われます。それに比べ、母音は息に制動をつけず、声帯振動だけで出す自然体の音なので、伸びをするときは「あー」と言い、痛みに耐えるときは「うー」と言い、感動したら「おー」など感情を表に出すことができます。「さようなら」は親しげですが、「失礼します」は距離を感じます。これは使われ方の決まりだけでなく、音が持つ印象でもあるのです。
■自然の音には母音に近い音が多く含まれる
(写真はコチラから)
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川のせせらぎや虫の音などのような自然の音の成分は、母音と同じものをたくさん含んでいるようです。この自然の音を日本人は言語をつかさどる左脳で感じます。ところが、日本人とポリネシアン以外の人々は右脳で、自然の音を音響障害として聞いているらしいのです。このように、日本人が自然の音を単なる騒音ではなく意味あるものとして感じることができる(=左脳で感じる)のは、母音言語である日本語に大きく関係しているようです。

また、母音は声帯振動だけで出す自然音ですが、これは脳の中で皮質を超える長い軸索を刺激するという働きがあり、それが母音主体の言葉を聞くと、人間性や温かみや情を感じさせるようです。一方、子音は、息を擦ったり破裂させたりして出す音で、非常に機械音に近いものです。これらは短い軸索、つまりデジタル回路を刺激します。そのため、子音主体の言語系でしゃべると、どうしてもデジタル回路が強く働いて、合理的になっていく傾向があるようです。
母音をアナログ的な人間世界の音、子音をデジタル的な非人間世界の音とすると、自然の音も含めてすべて母音の含まれる音で表す日本語は、自然そのものを人間的なものとして受け入れる言語だと言えますね。
ちょっと余談ですが、和楽器や風鈴など日本の伝統的な音にも自然の音にた周波数が含まれているようです。

日大理工学部と生産工学部の研究によると、人間が聴き取れない周波数(20キロ・ヘルツ以上)の超音波を多く含む自然音を聴くと、リラックスした時に現れる脳波の「α(アルファ)波」が増える。能で使う笛、箏(そう)、風鈴の音も超音波が豊富で、7人にそれぞれの音を聴かせた実験で、6~4人のα波が活性化した。別の実験では、超音波を含む能楽の再生音と超音波を除去した再生音を16人に聴かせたところ、超音波を含むほうで12人のα波が増える結果が出た。
 「自然と融合する文化を築いてきた日本人は、自然音の効能を感覚的に知っていたのかもしれません」と話すのは、和楽器の音について同大と共同研究する東邦音大講師の田村治美さん。和楽器には、超音波がより増幅される奏法も多く、超音波の存在を意識したかのような音作りがうかがえるという。

楽器の音を自然の音に似せて楽ししむところも日本人らしさでしょうか。
■日本語に宿る南方モンゴロイド気質
日本語は母音主体の言語であり、さらに母音(アイウエオ)の一つ一つに意味があり、子音も母音を伴い、もの音の疑声語なども多く、小川のせせらぎ、波の音、鐘の音、風の音、路地を歩く駒下駄の音までも言語化(意味化)しているのです。
また、母音語族は相手と潜在意識を溶け合わす会話がベースになっています。一方、子音語族は対立し、立場をはっきりさせる会話です。これは、豊かな森の中の会話と砂漠の会話の差とも言えます。日本人は人間同士だけではなく、自然音を聞き自然とも意識を溶け合わす。この言語のおかげで同化能力が高いのではないでしょうか。
このような外部世界を人間と同じようなものとして受け入れる体質が、自然に対する繊細な観察眼を生んだのだと思います。そして、日本人は、自然を人間が征服すべき単なる外部の素材と考えるのではなく、人間に協力してくれる意志を持つ仲間のように考えます。このような自然に対する “仲間”という意識が、自然とに深く同化する日本独特の文化を生み出し、その土台となっているものが日本語の母音性に宿る南方モンゴロイド気質=共同性なのだと思います。
日本語が世界でも珍しく母音語族として残っているのは、同類闘争を経験する以前に日本にやってきた諸部族の母音語が縄文の基層語として定着し、その後、同類闘争を経験した(子音語に転換した)諸部族が渡来した際も縄文人に同化したように、言語としても母音語に同化したゆえに、人類本来の母音語族として残り続けたのかもしれません。
そんな日本語、大事にしたいですね。
では、また。
参考:
  『日本語は世界でも稀有な母音語族』
  『自然音を左脳で聞く日本語の凄さ』
  『語感言語学 言語学試論』
  『世界共通語となる可能性を持った日本語』
  『「無邪気な脳」で仕事をする』黒川伊保子・古森剛共著

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