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2020年05月21日

今回のコロナ禍でグローバル社会から共同体社会へ転換するのか? -エピローグ

これまで5回にわたり、共同体社会へ転換するのかを探ってきた。この間1か月の間でも、ますます政府、行政をはじめとする旧来の権力や既得権に対する反感が強まなってきており、自主自立への期待感と焦りが顕在化してきた。

これからは、相変わらず既存マスメディアによる洗脳が解けず、古い現実のまま生活するか、新しい現実を切り開いて生活するかという課題に直面する時代になる予感がする。

つまり、もう対立軸として意識させられてきた左右(保守・革新)でもなく、上下(支配・被支配)でもなく、新しい現実を意識できるか否か、それを実現していくことに収れんしていくのではないだろうか?

その果てに、人類の根源的な生存スタイルとしての共同体社会というものが最先端の持続可能ななシステムとして見えてくる。

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1.従属から自立へ

まず、巨大な権力システムに依存、従属することからの脱出が進んでいくことが見えてきた。特に時代の空気に敏感な女性から意識が変わっている。それは就職や進学、結婚という人生の節目で顕著に表れる。その中で、切り捨てられてきた生物、本来のひととしての在り様を探りあてていくことで、個人としての自立では持続できない、安定しないことに気づく。やはり集団であるからこそ、持続可能な自立システムが維持されていく。

 

2.グローバルという世界単一システムからの脱却

市場経済の行き詰まりは、「単なる消費者」であることからの脱却であり、1の従属から自立という意識が相まって自主的な経済システムを創っていく可能性が高まっていることを見てきた。これまでの物的な需要と供給のバランスという幻想ではなく、もはやものからことへという時代、新しい価値を供給するから需要が喚起されるという関係となる。その市場にかわる新しい場においては収奪・独占システムとしてのグローバルはそぐわない。その流れを推進する制度として基礎保障としてのベーシックインカムがある。生活のために稼ぐ必要がなくなり、本当に新しい価値を創り、期待されることを生業とする社会が到来することを期待したい。

 

3.それを支える社会インフラの自給自足が本源的な助け合う意識を引き上げる

テレワークの実感から、これまでの過度な都市集中が無駄ではないかという意識から地方回帰への流れが進み、社会インフラの整備が地方のライフラインから先端の情報インフラまで自給自足を支えていく。これが人々の生活にとって必需であるものを守っていくことに価値があるということを再認識することとなる。これは防災政策についてもとくに重要で、災害の多い日本においては特にそういう意識が顕在化している。そういう大災害の極限状況において、だれかれ構わず助け合うこと経験してきた。これこそ、人類始原以来、底流に流れる潜在意識であり、共同体意識を引き上げていくだろう。

 

4.市場社会で切り捨ててきた課題を再生する

教育や福祉の事例から、市場が切り捨ててきた課題とは本来共同体が担ってきた重要で普遍的な課題ばかりで、外注化してごまかしてきたにすぎない。それこそ創意工夫をめぐらして自立したシステムを創っていく可能性が高まった。この課題を通じても共同体意識を引き上げていくことはまちがいない。

 

以上、このシリーズを終えて、次代の共同体社会の足音が 聞こえてくる。

 

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