2007年08月09日
100余年間だけが、日本では婚前交渉が非難された!
新書マップ 29.歴史 江戸時代の結婚・家族・歴史 読書ガイドから
『江戸の花嫁 : 婿えらびとブライダル』(森下みさ子著、中公新書)は、結婚事情を通して、江戸時代の社会と女性像を描写する。
森下が描く江戸時代もまた、婚前交渉など以ての外、夫の顔も知らぬまま結婚するのが当たり前だった戦前とひと続きと疑っていない者にとっては、驚きの連続である。
現代でもそうした側面が強く残っているが、江戸時代において結婚は個人の結びつきではなく、家と家のものであり、恋愛などという甘っちょろいものが入る余地はなく......
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- posted by koukei at : 2007年08月09日 | コメント (5件)| トラックバック (0)