2010年02月04日
日本語の成り立ち(文字編)2~日本語(文字)の優秀性~
オバマ大統領は「奥巴馬」か「欧巴馬」か、漢字表記で米中対立のニュースが以前ありましたが、同じ漢字圏でも中国と比べ日本語には、漢字以外にも平仮名・片仮名を使用しています。今日は『日本語の成り立ち(文字編)1』に続き、日本語(文字)の優秀性についてまとめてみたいと思います。
世界の文字体系は大きく表語(表意)文字と表音文字に分けられます。
◆表語(表意)文字は、象形文字に起源を持ち、原則として一つ一つの文字で言語の一つ一つの語や意味をなします。漢字が代表例ですね。
◆表音文字は、特定の順序につながって語の発音を表すことで意味をなす。アルファベットが代表例ですね。
我々が使っている日本語は、漢字という表語(表意)文字と、ひらがな、カタカナという2種類の表音文字を持ち、表記法は世界でも最も複雑なものですが、それらを駆使して外国語を自在に取り込んでしまう能力において、日本語は世界の言語の中でもユニークな存在であると言えます。この日本語の特徴は、自然に生まれたものではなく。我々の祖先が漢字との格闘を通じて生みだしたものだと考えられます。
それでは日本語(文字)の優秀性を見てみたいと思います。
続きに行く前に、応援よろしくお願いします。
- posted by yidaki at : 2010年02月04日 | コメント (4件)| トラックバック (0)