2011年07月22日
シリーズ「モンゴロイドの歴史」12~日本語はどの様に成立したか?
前回は、「縄文人は南方モンゴロイドの気質を温存している」を追求しました。
今回は、モンゴロイドの移動を見ながら「日本語の成立」過程を追求致します。そこから「日本人の起源」即ち日本人の原点が、北方起源なのか?南方起源なのか?探って行きたいと思います。
再度今迄の議論の復習に成りますが、現日本人がどの系統から日本人に成り得たのか?見ておきたいと思います。
【モンゴロイドが日本に到達した道程】
(中国・朝鮮・日本のモンゴロイド移動の全体関連図を見るにはここをクリックして下さい。)
北方モンゴロイド(C)は、3.3~2.7万年前に樺太経由で日本に辿り着いています。彼らは、原縄文人と言われる人達ではないでしょうか?その後、2.1~1.8万年前にバイカル湖から中亜モンゴロイド(C3)が日本に上陸し、その数千年後にスンダランドから直接スンダ・モンゴロイド(C1)が日本に辿り着きます。1.3~1.1万年前モンゴル高原からスンダ・モンゴロイド(D2)が辿り着き夫々の人種か混血し縄文人(D2:C1:C3=5:1:1)を形成しました。
それから歴史は進み、2200年前には秦王朝から新モンゴロイドの流れを汲む倭人(O2)が南朝経由で日本に渡来し、縄文人と混血して弥生人と成りました。そのモンゴロイドの遥か長い移動の過程で言語が影響を受け、現在の日本語に到達したと思われます。
それでは、ここから日本語の成立過程を見ながら、日本人の源流を探していきます。
応援宜しくお願いします!
- posted by matu at : 2011年07月22日 | コメント (84件)| トラックバック (0)