2021年10月01日
授乳期間の延長で知能が発達
(写真はこちらからお借りしました)
オランウータンは歯や骨格、右左脳の非対称など、形態的にはチンパンジーよりヒトに近い。子どもの骨格は人間とそっくりです。学術的にはヒトはチンパンジーから進化したと言われていますが、未確立な遺伝子学に基づく部分が大きく、アフリカ起源にこだわらなければ、東南アジアのオランウータンが人類になったと考えた方が自然です。人類の婚姻様式、その根幹である雌雄関係について、オランウータンに注目することで、今後の参考になる原理が見えてくるかもしれません。
まずは、人類につながりそうなポイントである授乳期間の延長について、オランウータンがなぜそうしたのか。そこでの雌雄の戦略、関係性がどう関係しているのかを考えていきましょう。
- posted by kumana at : 2021年10月01日 | コメント (0件)| トラックバック (0)