2021年10月14日
なぜスキンシップをすると知能が発達するのか
(写真はこちらからお借りしました)
オランウータンの知能は、一般的には人間の4~5歳児くらいと言われています。
よく挙げられる例としては、道具を作ったり使ったりする能力です。傘を使うとか、ハンモックを作るとか、最近ではスマホでお絵描きをするなどもあります。
さらに、道具系だけでなく、オランウータンの特徴として、相手の状況を理解してそれに協力する言動が取れるという面があります。
例えば、川に入った人に手を差し伸べて助けようとしてくれたり、動物園で引っ越しをすることになった際に率先して輸送箱に入って「大丈夫だよ!」と他のオランウータンに伝えてくれたりするのだとか。
そんなオランウータン、『授乳期間の延長で知能が発達』したと以前の記事でも取り上げましたが、加えて『オランウータンの性は、親和充足を高めあう性に変容』したことにより、さらに知能が発達したのではないかと考えられます。
では、そもそもなぜ親和機能が高まると知能が発達するのか?
今日はその構造に迫ってみたいと思います!
- posted by nisi at : 2021年10月14日 | コメント (0件)| トラックバック (0)