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2007年08月20日

江戸庶民は、長屋の共同体で、精神的に豊かに生活していた。

江戸時代の中期以降は、生産力が上昇して江戸の都市は市場経済が拡大し100万人都市となっていたようです。江戸周辺の地方からは多くの労働力としての人材が江戸にやって来ました。その多くは農家や漁師の次男や三男などです。そして、彼らが住んだのが落語でもおなじみの 「裏長屋です」。此処では「大家と言えば親同然。店子と言えば子供同然」と言うことが言われます。それは、、、、
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江戸時代には士農工商の身分制度がありましたが、商工業従事者を町人と言い、江戸は町人の町でした。町人は長屋に住んでいましたが、右の図のように、表通りに面した所には二階建ての商家が多く、その裏側には九尺二間程度(約3坪から広くて5坪)の平屋、いわゆる長屋がありました。
 一般に、長屋の土地・建物の所有者と、その所有者に代わって貸地・貸家を管理する大家がいたようです。大家は、右の図の一番大きな家に住み、家賃を徴収し、また店子の身元保証人になったりして、いろいろ世話を焼いたようです。
 「大家を親と思え、店子を子と思え」ということわざがありますが、大家を含めて長屋住人の絆は極めて固かったようです。

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江戸の庶民の暮らしに学ぶ

・『大家/家主(いえぬし)/家守(やもり)/差配(さはい)』
 大家が五人組を構成しその中から月交代で月行事(がちぎょうじ) を選び町政に当たった。
 *町触れ伝達 *人別帳調査 *火消人足の差配 *火の番と夜回り 
 *店子の身元調査と身元保証人の確定  *諸願いや家屋敷売買の書類への連印 
 *上下水道や井戸の修理、道路の修繕 *喧嘩・口論の仲裁
 *店子が訴訟などで町奉行所へ出頭する際の付き添い

ビバ!江戸
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「深川資料博物館より」
地方から江戸に出てくるのは思った以上に自由だったようですが、住むにあたっては身元が明確である必要で請人なども必要だったようです。その人別調査書も大家が作成します。まるで役所の出先のような業務です。そして店子が問題を起こすと連座制で大家も罪を問われます。そう言う意味では、まさしく大家は親代わりで店子の面倒を見てたようです。
ちなみに、「大家」は建物と土地の所有者から、家賃の徴収や運営管理を委託されている人物で、現在で言うと「管理人」のような役割です。
江戸時代の長屋生活は、真面目にしていれば食うに困る事は少なく、結構楽しげな生活だったようです。庶民は健康的で清潔な生活をして居り性格的にも明るいと、明治維新時期の欧米人が江戸庶民への感想を述べています。
それは、庶民は物資に固執しなかった(江戸は火事が、多くて資財をため込まない?)事もあるのかもしれません。しかしそれ以上に、注目しておきたいのは、開けっぴろげの長屋生活です。長屋は隣近所の音は筒抜けでプライバシーがありません。夜には長屋単位で木戸が閉まられてしまいます。井戸やトイレも共同で、大家を頭にして裏長屋は全くの共同生活なのです。
そしてこの裏長屋の共同生活ゆえに、相互扶助の生活が精神的なゆとりを生み出す仕組みだったような気がします。
江戸落語の庶民の、ほのかな人情的な噺は、このような文化から出てきたのだと思います。

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ちょっと前のバブル期の日本における「三高」の上を行く「5C」を調べてみました。
1.Cash(現金)
2.Condominium(高級マンション)
3.Credit Card(クレジットカード、社会的信頼)
4.Career(キャリア、一流の経歴)
5.Car(車)
だそうです。4のキャリアが違っているようですが...なんとも...これじゃ~男を見ているより金=私権のみを対象としているって感じ...とほほですね。
こんなのじゃシンガポールの男性は結婚できないのは仕方ないとも言える。
その国に経済状況による婚姻に関する意識は面白いと感じました。もっと追求したいですね。

  • hukusyu-no-sakebi
  • 2007年10月4日 23:18

返信ありがとうございます>hukusyu-no-sakebi さん。
婚姻制度は、それぞれの国が過去からの文化を継承している最も基本的な社会制度だと思います。
その制度が、意外と5年、10年単位で、変動していく実態がとても興味深いですね。
ただ、その変化の傾向が心配です。つまり、アメリカの市場主義が世界に普及する事で、婚姻制度も、一夫一婦制、女性の主張が強くなる、晩婚になる、子供を生まなくなる、など、個人主義的な傾向一色に染まっているようで心配なのです。

  • koukei
  • 2007年10月16日 15:46

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