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2008年10月14日

初期人類の婚姻様式のおさらい

 これまでブログの中で様々な婚姻形態について調べてきましたが、このあたりで今一度、初期人類がどのような婚姻形態を辿ってきたのかおさらいをいたいと思います。
人類が誕生した700万年前から、極限時代を生き残るために観念機能を獲得して集団統合力を高め、アフリカから拡散していくあたり(200万年前?)まで、「るいネット」にぴったりの投稿があったので紹介します。

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■極限前期(猿人~原人初期)

 人類誕生黎明期の婚姻様式は、原モグラ→原猿→真猿と同じく「首雄集中婚」。恒常的な飢えに晒され、外敵の攻撃に常に怯える中での洞窟生活。そのような状況の中で、判断力に優れる首雄に対して皆が依存(期待)し、集団が統合されている。
婚姻形態においても同じ構造が貫徹され、外圧に対する闘争力(≒判断力)に劣る女は、首雄に強く依存収束。首雄の(極限的外圧からの)解脱欠乏=性期待に、首雄収束した女が応合することで、男女解脱共認が形成される。生殖形態としては、極限時代は、親子・兄弟で形成された単一集団(20~30人規模)の為、親子婚・兄弟婚が中心の近親婚となる。
首雄意外の成員は、性闘争本能を封印(極限的外圧状況において、性闘争本能剥き出しでは、集団が統合できず、絶滅する)
集団における共認充足を最大の解脱(=充足)源としているので、発散欠乏としての性欲は一切生じない。
こうして、首雄を中心にして、複数の女が集中し、「首雄集中婚」の形態が形成され、集団が統合されている。(リンク

 木から落ちたサル(=人類)の外圧状態はまさに極限状態。婚姻形態は真猿時代の主雄集中婚を踏襲するも、その外圧の高さは比べ物にならなかったはずです。そんな中、洞窟でひたすら判断力に優れたボス(首雄)に雄も雌も期待収束していたのでしょう
・原モグラ→原猿→真猿の流れについては…【サル時代の婚姻様式(リンク)】




■極限後期(原人~新人初期)

原人初期、極限的外圧状況の中で、人類は観念原回路(=精霊信仰)を獲得。
外圧への適応戦略として、この観念原回路へ可能性収束することで、共認回路(同化・応合回路)が強化され、チャネリングセックス(=男が何らかの性的な期待やイメージを発するだけで、女がその通りに反応して感じる、さらにある女の快感を別の女も同じように感じる)が可能になる。
極限時代後期の婚姻様式は、全員参加のチャネリングセックスを行いつつ、生殖課題(=強い子孫を残す)は首雄が役割として担う、首雄集中婚。実際の肉体交接は、首雄のみに制限されていたと考えられる。
肉体的交接よりも、チャネリングセックスの充足の方が高く(最大の共認充足)、極限時代前期とは違い、皆が充足(=男女解脱充足)を得ることが可能になった。この全員充足を基盤に、集団統合が益々強固となり、外圧に対する適応力が上昇していく。(リンク

 観念回路を獲得した人類は、男女解脱充足により集団統合力をますます高めていったのでしょう。またそうでなければ、とても新天地をめざして出アフリカへと集団全員が決断することも出来なかったのではないかと思います。
・チャネリングセックスって…【チャネリング回路獲得後の肉体セックスはボスの役割?】(リンク
・精霊信仰って何?…本能の感覚機能では捉えられないモノを認識する機能>和同さん】 (リンク)

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今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。

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