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2011年12月08日

男女関係の行き詰まりと可能性【最終回】~共同体の解体と再生の可能性~

シリーズ【男女関係の行き詰まりと可能性】では、ここ50年の男女関係を変化を見てきました。 
0.プロローグ
1.非婚・晩婚化
2.離婚の増加
3.婚活ブーム?
4.セックスレスの進行が止まらない
5.世代を問わず草食化が進んでいる
6.恋愛関係の変化~若者の8割に恋人がいない~
7.子育て課題~小子化の実態と要因~
8.女子力~本物の女子力は仕事場面で身に付く!~
●ここ50年で男女関係は大きく変化してきた事がわかります。
この変化の、「なんで?」「どうして?」に一気に答えるとともに、可能性を示す図解を提示したいと思います。
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1960年代までは豊かさ期待とともに市場が拡大し、村落共同体(闘争と生殖を包摂した集団)が崩壊。闘争の場(職場(企業))と、生殖の場(婚姻(家庭))が分断されて男女関係は恋愛観念(=相互独占の自我の性)による個人の行為になっていきました。
(※外圧を受けて闘う企業は「集団」ですが、外圧のない家庭は集団とは言えないので、男女関係は集団から切り離されてしまったという事です。)
1970年に貧困が消滅して(闘争)圧力が衰弱すると、「闘争」から「充足」へと意識の基調が切り替わり、「遊び」が第一価値となって女の性的商品価値が高騰。非婚や晩婚化が進みます。
女の商品価値が高まった(女が強くなった)事で、1980年台にはオタクなどの女忌避現象、1990年代からはセックスレス現象が発生。
1990年代末には私権獲得は目標でさえなくなって、男は(女を獲得し、女を守る)力の基盤を失い、自我・独占の性関係は衰弱し、セックスレスは更に進行します。
以降私権の衰弱と(私権)秩序の崩壊の予感とともに、遊びどころではなくなって恋愛も衰弱、男女関係は完全に行き詰っていく事になりますが、これは逆に、男女関係のリセット(再生)のための過程(可能性)とみる事ができます。
恋愛観念(相互独占の性)は、集団から離れた男女関係にこそ可能性があるかのように美化して作られていますが、その中身は集団規範破りの自我充足であり、だからこそ、男女関係が集団から完全に切り離された時点でその命運が尽きてしまうのではないでしょうか?
また、再生のための可能性としてもう一つ重要な事があります。
それが女子力
「いい女」=「充足できる女」=「男達の闘争活力を高める女」の力は、「職場」でこそ発揮され、女達の期待を肯定的に捉えて闘う男達とともに、これからの時代を生き残っていく強い集団(企業)の核になる可能性を持っています。
これは、新しい男女(期待応合)関係の可能性であり、50年前に(村落共同体が崩壊して)集団から切り離されて閉塞した男女関係が、集団の(みんなの)期待圧力によって新たに拓かれて再生していく可能性でもあります。
すなわち共同体再生の可能性です!

最後に、このシリーズの最終回として、職場を強くする女たちの可能性を示す事例を紹介します。どれもいい記事です。
●「私権追求に替わる集団の目標は周りの充足、そして男女の共認輪が認識収束の母体」

・・・そこで、もう一つの概念「女原理の充足基調」の潮流を基盤に据えて考えてみたらどうか?・・・・少なくとも、その潮流が来るべき新たな婚姻制度の土台になることだけは間違いないと考えられる。
・・・土台となるのは男女共認である。そして、男女共認の核となるのは、充足存在という女規範、闘争存在という男規範である。この男女規範を認め合うことが男女共認の原点(卵)である。(∵女(男)だけが充足存在(闘争存在)と思っていても無意味。)
そして、職場において男女共認の輪を広げていくこと。これが主軸。

●「いい女にもいい男にも1人ではなれない!」

それもそのはず☆
“いい女”にも“いい男”にも1人ではなれないのだ♪♪
出したい答えは“みんな”がなるほどと思うもの。
やる気を出してほしいって思う対象は“みんな”。
そう、いい男にも、いい女にも必要なのは“みんな”はどう思うのかのアンテナ♪
だからいい男、いい女になりたかったら“仲間”を増やしていけるかが鍵!

●「期待掛けは“女たち”で☆+゛~こんな色んな効果があるんです♪♪~」

一人での期待かけももちろん喜ばれますが、
「まあ、また今度~」とか、「そうは言ってもちょっとな~」とか濁されてしまうこともしばしば・・・。
だけど、”女たち”だと、たとえその場にいるのは2人でも、”女たちの期待”と感じられ、「これは、応えざるを得ない・・・⇒やるっきゃない!!」を思ってくださるようです。”女たち”の期待なら必ず応えてくださる男の人、ありがたいです(*^-^*)

●「感トレで「私だけの男」から「みんなの男」へ意識を変えられた☆彡」

私な、最近K君のこと(←旦那様)
みんなの男であり、みんなのパパなんやな…って
想えるようになってきてん♪
感トレをする前までは
「仕事と家庭とどっちが大事なん?!」
って思うことが何度もあったんやけど
感トレの時にみんなが話してくれる
K君の会社での素敵話とか、仕事で頑張ってくれている姿とか……

●「場づくりは女たちにお任せあれ♪」

会社や職場だと、課題や目的、その成果がハッキリしている分、個々人の役割を職務(経理とか技術とか)と捉えてしまいがちだけど、要は、どこであっても男は男で、女は女。
・・・★男の人が「答えを出さなきゃ><」ってなるところも「みんなに聞いちゃいましょ~♪」と腰軽く動けたり、いい男とのつながりを作ってくれたり、答えの出るスピードがケタ違い!更に、男同士の関係も深まる!

●「集団を育むのは、女の役割。」

困難な事に立ち向かうときでも、女たちがみんなのために闘ってくれる男たちに感謝し、全面的に信じていれば、これほど心強いことはありません。
また、どんな状況においても、女たちみんなで大らかに受け止め、感謝や充足を忘れなければ、集団は前に進む活力を捻出していけるでしょう。

●「【男女おすすめ】成功率100%!?成果を上げる方法☆」

男の人曰く・・・
「男ってやつは、やってくださいって言われるよりも、“私これやっちゃいますね!”“私やりたいです☆”って、充足たっぷりに言われると、逆にやらざるを得なくなるんだよ(笑)。“いや待て、それは俺がやる!”とか“女では無理なところがあるから、大変なところor肝心なところは男がやった方がいいから任せとけ!”って言いたくなる。」

by tamura

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