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2011年01月01日

日本人の本源性・共同体体質

あけましておめでとうございます
今年も本ブログをよろしくお願いいたします。
元旦から3日連続で「特別テーマ 日本」と題して特集を組んでいきます。
まず本日は「日本人の本源性・共同体体質」です。
ご一読いただければ幸いです。
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ありがとうございます 😛
ではいってみましょう
■大転換しようとしている社会
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2008年のリーマンショックを皮切りに世界経済は破綻をきたし、ドル暴落の可能性もちらついています。
あたかもお先真っ暗のように見えるこの状況ですが、実態はどうなんでしょうか?
るいネット「9/23なんでや劇場 (4)~新たな期待=本源期待とは何か?」より引用します。

中身が新しい本源共認に転換するのに40年かかったということだが、その結節点を成したのは、’08年私権観念の消滅である。
現在は、古い観念は消滅したが、それに代わる新しい観念が与えられていないので、潜在思念(本能・共認機能)でもって新しい可能性を探索している段階である。

2008年以降におきていること=経済破局とは、社会を統合していた観念が無用になり消滅しただけ。
使い物にならなくなっていたとはいえ、統合原理がなくなったので、一時的に大混乱に陥っているだけ。
なんですね。
ということは、今我々がやらなくてはならないことは何か?
そうですね。あたらしい統合原理をつくりだすことなんです。
実は、水面下では、この可能性を探索している真っ最中なのです

このように新たな可能性⇒期待が芽生えつつあるが、それは未だ朧げである。それを図解では「本源期待」と仮表現しているが、その中身は一体何なのか?
(これは、豊かさ期待に代わる新しい期待の中身は何か? 次の社会の意志は何か?つまり、社会はどこに向かおうとしているのか?という問題と同義である)

これからの時代を読み解き、可能性を追究するにあたって、
『私権期待から本源期待への転換』が重要なキーワードになるようです。
これまでは金や地位が第一だったわけですが、これからはこれらに代わる何かが必要になってくる!
一緒に探してみましょう
■日本人の本源性
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この転換期において、大きな役割を担うことになりそうなのが「日本人の本源性」です。
「日本人の本源性」とはなにか、どのようにして形成されてきたのかを、少しおさらいしてみましょう。
るいネット「【縄文の可能性】日本文明が生き続けてきた5つの理由」から引用します。

1.豊穣な森と山岳地形による小川の形成
2.大陸と海を介して位置する地政学的優位性
大陸の東の果てに存在する文化的終着点
3.多文化を取り込む柔軟性とそれによって形成された多面性
4.取り込んだ認識、知識は支配者だけに留まらず大衆にまで拡大した。
5.外圧の状況によって使い分ける弥生的資質と縄文的資質。
ただ、氏が提起した5番目の縄文資質であるところの自由と創造性の発揮は誤解を生みやすいので少し私なりに意見を加えておきたい。
「縄文的共同性の上に弥生的農耕勤勉資質が塗り重ねられ、強固な集団性を維持した。また、縄文的自然眼の上に弥生的技術が塗り重ねられ、工夫創造し取り込む日本独自の技術力が形成された。」
そして現在、中村氏が言うように乱世に変化を取り込んで新しいものを作り出す縄文的資質が作動しているのは実感からしても明らかなように思う。

世界的にも類稀な豊饒な自然に恵まれ、身に付けてきた同化能力。
これこそが流入してきた他民族とも抗争せず、同化してきた日本人の基盤なのです。
だから現代のような乱世においても現実や他者・他国を否定せず、実現に向けて肯定視し続けて行ける可能性を持っている。
こうした日本人の特性が、現代においても重要な役割を担うことができる、ということですね。
■萌芽する「本源期待」
「縄文的資質の作動」ということですが、本当にそのような動きが出ているのでしょうか?
出ているようなんですね
まずは、外圧を敏感に感じることができやすい、企業の事例から。
異色の経営で成長するメガネチェーン「21」(広島市)
小さな街の電気屋が生き残っている理由
ワインを愛し、客に愛される酒屋
高いスキルを“無償で提供”する「プロボノ」な人たち
などなど。共同体の特性を織り込んだ「共同体的企業」や企業の枠を超えた運動が広がり始めています。あまりに多すぎるので、内容についてはリンク先を見てくださいね 😉 😉
共通でいえるのが、相手の役に立つこと・喜んでもらえることをまず始め、その結果が成功に繋がっていき、さらに広まってゆく、ということですね。
続いて、学生の意識潮流の変化。
「実現思考⇒構造認識の顕在化!?」

彼らの共通点は、3点。
①将来は、日本を良くしていきたい!と本気で考えている。
→一人は政治家を目指し、一人は教師、一人は母親コンサルを目指している。その延長で、日本を変えるような行動を起こしたいと。
②そのためには、人との関わりが重要と考えており、営業や接客で鍛えておきたい。
→成長するには、仕事としての圧力が必要と捉えている。
③「遊び仲間では満足できない!」とある時期気付いた
→学内サークルは、遊びの延長で物足りないと、積極的に学外、社会人を交えた情報交換グループに参加している。今流行りの朝会や経営者グループの集まりなどにも参加。そのほとんどが口コミ繋がり。

遊びは二の次、社会のために何かしたい、そのためにはまず人つながり、それも現実の圧力を肌で感じながら、というふうに10~20年くらい前の学生意識からは、全然違った状況になっています。
続いて「女子会」。
女子会もステップUPの時♪ 女子会⇒女子ネットワークへ☆ 軸は“充足・実現”joshi0.jpg

女子会をすると、“一緒~♪”って共感したり、“なるほど~!そうやって捉えたらいいんだ!”って思考方法を学んだり、普段みんながどんなことを考えているかわかるから安心するし、マネポイントが満載で勉強になる。
やっぱり女子会っていい!!みんなで話して安心を感じれたら、次のステップ♪
メンバーの範囲を広げていくこと♪
仲良しグループ以外の人とも、すりあわせを行っていくこと♪♪
女子会⇒女子ネットワークへの拡大♪♪
女子会は、気の合う仲のよい仲間とのすりあわせ☆
女子ネットワークは、仲良しとかの枠を超えて、“充足”“実現”を軸に評価を作り上げていく!

ここでのポイントは充足可能性を広げてゆく、ということ。
女子同士での充足の拡大は、共同体の核といっていいものです。
さきほどの「共同体的企業」のなかにも、女子の充足を重要視して組織の活力源にしているところもあるようです。
どうでしょう?
『日本人の本源性・共同体体質』、意外に身近に感じられたんじゃないでしょうか?
2011年はこの流れを加速し、新しい社会の第1歩にしていきましょう!

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