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2006年10月10日

2006年10月10日

狩猟と採集を分けないのが常識?

狩猟と採集という生産様式が区分されないのが現在の常識なのでしょうか?
メソポタミア地域で遊牧と農耕がほぼ同時期に発生しているのがその理由だとか。

 1万年ほど前この地で狩猟採集から脱して、遊牧・農耕という2つの農業様式がほぼ同時に発生している。そのためもあって西洋発の文明史論は、「農耕と牧畜といった二項対称の方法は、起源的にも社会構造的の視点からも、妥当なものとは考えられず、異質の2種類の構造類型として抽出することは不可能である」(ブリタニカ・電子ブック版「農耕文化」の項より)という立場を取っている。
 (考えればわかることだが)、「遊牧という生活手段は、それまで草原で狩猟を行ってきた民の発明であり、農耕は森の中で採集を行ってきた民の発明であって、もともとはそれぞれ別々に獲得してきた生活手段であり、たまたま中東においてこの2つの生活手段が並行して行われていたとしても、実際には異なった文化であったことは自明の理であり、それを一括に論じることは不自然ではないか。
中村忠之氏のサイトから引用

寒冷化、乾燥化によってそれまでの狩猟や採集といった生産様式では生きていけなくなり、狩猟部族は牧畜、さらには遊牧に、採集部族は農耕に向かって行ったのではないかと思います。
そして、それぞれの生産様式は明らかに生活域の違い、サバンナなのか、森なのか、がベースにあり、当然その環境に適応した生産様式に収束していたものと考えるのが自然だと感じます。
中村氏も指摘されているように、西欧人が自己中心的に作り上げた説が常識とされているのではないかと感じます。
(新川)
∞よろしく↓∞
 

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