2008年05月21日
「来訪神信仰」~「外者歓待の思想」
民間の習俗には、昔ながらの「神の嫁」の流れを示す生活があった。これが神社などの祭礼などに出てくる「一時上臈(いっときじょうろう)」とか「一夜官女(ひとよかんじょ)」とかいわれる女性である。
大嘗祭(大嘗祭)のときに「五節の舞姫」が舞を舞う。これなども、おそらく儀式化し、形式化する以前は、宴会と舞姫と、まれびとの間に行われた、聖なる結婚を意味する物であったろう。
「性の民族史」池田弥三郎著より
つまり、日本文化では、祭りの折に、神と聖なる結婚をする巫女を「一夜妻」と呼んだという文化があったと言う。
さらに書籍の中に、折口信夫氏の「まれびと論」と書かれてあり、少し調べてみました。
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- posted by koukei at : 2008年05月21日 | コメント (3件)| トラックバック (0)