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2010年3月6日

2010年03月06日

日本語の成り立ち(文字編)5~平仮名・片仮名の発明~

当シリーズ3『漢字の輸入と格闘』4『万葉仮名の発明;縄文以来の言霊を生かす』で【漢字の日本語化】過程を追いかけてきました。
今回は、引続き平安期における仮名の進化【平仮名+片仮名の発明】を押さえた上で、漢字の国語化の過程をおさらいしておきたいと思います。
◆平仮名の発明~以下Wikipedia「平仮名」から引用 

すでに8世紀末の正倉院文書には、字形や筆順の上で平安時代の平仮名と通じる、なかば草体化した万葉仮名が見られる。9世紀中頃の『藤原有年申文』(867年)や同時期の『智証大師病中言上艸書』などの文書類にも見られる、これら省略の進んだ草書の万葉仮名を、平仮名の前段階である草仮名(そうがな)と呼ぶ宇多天皇宸翰『周易抄』(897年)では、訓注に草仮名を、傍訓に片仮名を、それぞれ使い分けており、この頃から平仮名が独立した文字体系として次第に意識されつつあったことが窺える。
9世紀後半から歌文の表記に用いられていた平仮名が、公的な文書に現れるのは、醍醐天皇の時代の勅撰和歌集である古今和歌集(905年)が最初である。その序文は漢文である真名序と平仮名で書かれた仮名序の二つが併記された。
%E5%B9%B3%E4%BB%AE%E5%90%8D.png万葉仮名で使われた漢字と草仮名と平仮名

◆片仮名の発明~以下Wikipedia「片仮名」から引用

片仮名の起源は、9世紀初めに奈良の古宗派の学僧が漢文を和読するため、訓点(引用者注;漢文を訓読するために、漢字の上や脇などに書き加える文字や符号、ヲコト点・返り点・送り仮名・ふり仮名など)として万葉仮名を付記したものに始まると考えられている。それらは余白に小さく素早く記す必要があったため、字形の省略・簡化が進んだ。片仮名はその発生より、僧侶や学者によって漢字の補助として使われることが多く、ごく初期から仮名交文に用いた例も見られる。
%E7%89%87%E4%BB%AE%E5%90%8D.png万葉仮名で使われた漢字と片仮名の対応

◆漢字の日本語化年表
・B.C.1500年以前;中国(殷(商))で「亀甲獣骨文字」漢字が誕生
・B.C.221年;中国(秦)の始皇帝による「焚書坑儒」~文字・言語の統一
・220年頃;現在も用いられている「明朝体の起源となる楷書」が確立
・この頃から;「金石文」が刻まれた青銅器や金印などが中国から日本に持ち込まれる
・3c後半;(百済経由で持ち込まれた)『論語』『千字文』に対面(古事記&日本書紀による)
・(3cころの遺物に、漢字と思しきものが書かれている)
・443年;国内で漢字を銅鏡に刻み始めた(隅田八幡神社人物画像鏡;503年とする説もある)
・471年;万葉仮名的に漢字を使い始める(稲荷山古墳金錯銘鉄剣;531年とする説もある)
・629年~『万葉集』の和歌が詠まれ始め~木簡に万葉仮名で墨書?(難波宮跡出土)
・712年;『古事記』献上される
・8c半ば;『万葉集』編纂?(~完成は806年)
・8c末頃;万葉仮名→草仮名に変化;平仮名の起源
・9c初め;漢文和読のための訓点;片仮名の起源
・9c後半;和歌で平仮名使用が女性に広まる
・905年;『古今和歌集』編纂;平仮名による序文あり
・10c半ば;平仮名が現在に近いものになる
・12c:片仮名が現在に近いものになる

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