2010年05月05日
日本語の成り立ち(文字編)11~殷の家族関係~
日本語の成り立ち(文字編)10~神話と呪術~に続いて殷の家族関係を、まず系図からみることにします。
殷の系図 →右図。クリックすると大きくなります。
第一系は神様で自然神が主。たとえば相土などは土地の神様、冥は暗黒という神様というように、天地の創成、日月昼夜の移り変わりを神話的な系譜として記したもの。
第二系から、大きな字は[史記]の殷本紀に書かれている系譜で、小さい字で横に書いてあるのが甲骨文に出てくる名だが、4万片ほどの甲骨文でこの系図は実証されている。
このように祖先の系譜とは別に神話があって、それが王統譜につながり組み込まれて、絶対王朝が生まれた。
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- posted by okatti at : 2010年05月05日 | コメント (6件)| トラックバック (0)
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