2010年05月06日
本格追求シリーズ2 世界婚姻史の構造解明(その1)「第6回 狩猟部族編」
画像はこちらからお借りしました。
前回まで、採取(漁労・採集)部族の婚姻形態を、時代毎に追いかけてきました。自然外圧の低下により、乱交に移行したこと。人口増加、集団分化が進むと、婚姻形態も複雑に変化したこと。それは部族統合のためだったこと。など、その時々の状況に応じて、婚姻形態は工夫され、集団の基盤を成していたことがわかりました。
前回までの内容はこちらから。
第1回 プロローグ
第2回 極限時代の婚姻形態
第3回 採取時代の婚姻形態 採取部族編1
第4回 採取時代の婚姻形態 採取部族編2
第5回 採取時代の婚姻形態 採取部族編3
世界各地の先住民事例と共に、婚姻形態の構造化を試み、紹介していますのでぜひご覧下さい。
採取部族の婚姻形態は、前回までで一段落。今日からは、採取部族とは別の道を歩んだ、狩猟部族の婚姻形態を見ていきたいと思います。
※、狩猟:食料や物資のため、野生動物(鳥類・哺乳類)を捕獲する行為のこと。
- posted by tani at : 2010年05月06日 | コメント (1件)| トラックバック (0)