2010年06月23日
日本人の可能性①~日本人の基点「勤勉」は、充足発の女原理
これまで、日本婚姻史2シリーズとして、主に夜這いの風習とその解体過程について調べてきました。日本から「夜這い」の風習は消えてしまいましたが、赤松啓介の調査によれば、昭和39年代頃までは残っていたらしいです。(リンク)
「夜這い」は単に性の充足を満たすものではなく、共同体社会のシステムの一つとして機能していました。これは日本が、早い時期にバラバラの個人に解体されてしまった西欧諸国とは違い、つい最近まで共同体社会が保たれていたということになります。そんな中で、日本人に残存する共同体社会ゆえの本源性には大きな可能性があるのではないかと感じるようになりました。
今回から始まる新たなシリーズでは、日本人の持つ可能性について調べていきたいと思います。
第一弾は「日本人の基点「勤勉」は、充足発の女原理」です。
画像は(リンク)よりお借りしました。
- posted by kato at : 2010年06月23日 | コメント (2件)| トラックバック (0)