2019年06月16日
西欧科学の不整合3 宇宙論・物理学系~ビッグバン理論・相対性理論の矛盾他
実際、現象世界には、西欧科学では説明できない数多くの不整合が存在する。その例を挙げる。
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【A.ビックバン理論の矛盾】
ビックバン理論は、次のような前提を、疑問なく受け入れなければ成立しない。「大昔、時間と空間は存在していなかった」「ある時、爆発によって時間と空間が忽然と出現した」「爆発の原因は不明である」「宇宙は光速よりも速く膨張していた」「宇宙は均一である」「宇宙には均一でない大構造がある」「宇宙の膨張によって銀河同士の距離は増大するが、銀河内の太陽と地球の距離は変わらない」。
そのおかしさを証明するかのように、観測技術の進歩によって、それまで考えられてきた宇宙の構造を覆す事実が次々と観測されている。「ビッグバンが起こった138億年前よりも古い、145億年前の星(メトセラ星)」「大規模構造(グレートウォール)と呼ばれる、まるで壁のように連なった銀河」「銀河がまったくない、ぽっかりとした空洞(ボイド)」etc。これらの構造は、従来のビッグバン理論ではとても説明できない。
よって、すでに、イギリスの科学誌『ネイチャー』は1989年に、『ワシントン・ポスト』紙は1991年に、ビッグバン論理は死んだという論をはっきり述べている。
なお、ビッグバン理論は、もともとアインシュタインの相対性理論(重力の理論)をもとにして考え出されたものだが、そもそも相対性理論自体がいくつかの矛盾を孕んでいる。
【B.相対性理論の矛盾】
アインシュタインの特殊相対性理論は、光の速さを超える存在はないという前提に立つ理論である。それは「光のスピードに近づくと質量が無限大に増大して動かしにくくなるからだ」とする。また、止まっている者から見ても動いている者から見ても、光の速度は同じに見えること(光速度不変)を前提にしている。
ところがそれを前提にすると「長さは縮んでついにゼロになる」「双子の兄弟の片方がロケットで光速に近いスピードで宇宙に飛び出すと、浦島太郎のように片方だけが歳をとる」「ミュー中間子の寿命が延びるのは、高速度運動に近いため」「高速度を超えると、時間の流れは逆転して過去に戻る」「高い山に置いた時計ほど時間が早く進む」となってしまうが、そんなことにならないのは誰が考えても分かる話である。
これは「光の速度を超える存在はない」「光速度不変」という誤った前提のつじつまを合わせるためには、光速に近づくと質量が増え、空間は縮み、時間は遅くなる(特殊相対性理論)、加えて、重力によって時間や空間が歪む(一般相対性理論)と考えるしかなくなるからである。
実際、最新の実験結果で、超光速が自然界の普遍的な現象としてすでに確認され、光速の1.7倍という数値まで出されており、「光の速度を超える存在はない」という相対性理論の前提は崩れている。
【C.物理学の基本法則「エネルギー保存則」は成り立たない】
すさまじい速度で運動している地球の大気は、真空の宇宙空間に常時、かつ大量に散逸されている。にもかかわらず地球の総質量は変わっていない。でなければ地球はその重力で月を衛星として繋ぎとめることはできない。また太陽も永年に亙って大量の光・エネルギーを放出し続けている。にもかかわらず、太陽の質量は全く減っていない。なぜなら、太陽の質量が減ったら、その重力で惑星を繋ぎとめることができないからである。
ミクロの世界でも同様に、原子核の周りを回っている電子はエネルギーを消費している。かつ、外からエネルギーは供給されていない。物理学の「エネルギー保存則」によれば、軌道電子の運動は減衰するので、半永久的に回り続けることはできないはずである。このように、宇宙というマクロの世界でも、電子というミクロの世界でも、物理学の「エネルギー保存則」は成り立たないのである。
【D.太陽の惑星は全て、太陽から生まれた】
定説では、太陽の惑星は別の天体からやってきたとしているが、この定説は全ての惑星が太陽の自転軸に垂直な平面上を公転している事実と矛盾する。なぜならば、外からやってきた惑星が同一平面上に都合よく並ぶわけがないからである。
それに対して佐野千遥氏は、元々、今の太陽-海王星間の距離を半径とする巨大な太陽が、徐々に半径を縮めて行った際に太陽の表面から剥離して全ての惑星は生成されてきたとする仮説を提起し、太陽から水星の内側に新惑星が誕生するという予言を的中させている。
【E.太陽の重力と惑星の遠心力は釣り合わない】
「太陽が引く重力と惑星の回転運動の遠心力が釣り合っているから、惑星は軌道を回っている」と高校・大学では教えられているが、この2つの力だけでは、惑星は軌道上に留まることができない。例えば、惑星が振動して少し外側に振れれば、外へ運ぼうとする遠心力の方が中へ運ぼうとする重力より急速に大きくなり、惑星は外へ向かって加速度的に飛び出してしまう。惑星が振動して少し内側に振れれば、中へ運ぼうとする重力の方が外へ運ぼうとする遠心力より急速に大きくなり、惑星は太陽へ向かって加速度的に落下してしまうからである。
【F.山水はどこから湧き出てくる?】
奥山の湧き出る大量の清水は何処からやってくるのか、どうやって作られているのか?山から流れ去った水のうち、雨として山に戻るのはほんの一部分にしか過ぎないが、その理由について、現代科学は全く説明ができていない。ロシア科学アカデミー・スミルノフ学派の佐野千遥氏は、草木が太陽エネルギーと宇宙のエーテルエネルギーを使って水を作り出しており、この余剰水の一部が奥山の湧き水となると結論づけている。
- posted by KIDA-G at : 2019年06月16日 | コメント (0件)| トラックバック (0)