2007年07月03日
東洋と西洋って何だろう?
一般的に言われている「東洋・西洋」とは、『ウィキペディア(Wikipedia)』によると…。
東洋:本来は、文化や歴史の観点から世界を大まかに東洋と西洋に2分したうちの東側。トルコから東の、アジアとほぼ同じ地域を指した。近東・中東・極東に分けられる。
ただし近年では、中近東(中東と近東)を除いた、極東を漠然と指すことが多い。この場合、東洋には東アジア・東南アジア・南アジアが含まれ、東洋と西洋の間にはどちらにも属さないイスラム社会がある。(リンク)
西洋:主にヨーロッパやアメリカなど、ヨーロッパ文化圏の世界を指す明治期の富国強兵時代の日本から見た概念である。(リンク)
↑↑↑ ウィキペディアによる東洋にカテゴライズされる地域。
そもそも、世界を大まかに両分して東洋・西洋とよぶ方法は、19世紀後半に日本でおこり、中等教育での歴史教育で促進されたものらしい。欧米では東洋と似たような概念として「オリエント(東方)」という言葉があるが、この場合の東方とは中近東を指すことが多い。
これまで「知られざる人類婚姻史と共同体社会」で多くの共同体社会の事例を見てきたが、いわゆる「一対婚」以外の婚姻形態の多く(というかほとんど)は、私達が考える「西洋」ではない地域に存在している。これには何か東洋と西洋でどこか決定的な違いがあるのか?
まずは東洋・西洋とは何か?両者の違いは?といった関連しそうなネタを皆で集めてみましょう。
- posted by kato at : 2007年07月03日 | コメント (4件)| トラックバック (0)
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アボリジニってオーストラリア大陸に対して、こんな風に分布してるんですね。アボリジニって母系と父系の両方がいると聞きました。母系と父系がどんな風に分かれているのか、ちょっと興味あります。
ダピリック さん、コメントありがとうございます。
私も同様に、地図上のアボリジニの集団を母系父系で分類しようと思っていました。
地域特性や外圧状況と合わせてみると、どうして母系父系集団という形をとっているか、必然性が見えてくるのではないかと思います。
またまとめてみますので、もうちょっと待ってくださいね。
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