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2007年12月31日

何で「夜這い婚」は衰退したの?☆特別編☆

こんにちは。
以前、3回にわたって、“何で「夜這い婚」は衰退したの?”をエントリーしたまりもです。こちら→ m036
今回は、そのときに残った疑問、

食うに困る m117 都市へ出てゆくということになったのは何で m052

について書いてみたいと思います。
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2007年12月30日

『ミトコンドリア・イブ』の単位は集団である!

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1988年、『Newsweek』誌の表紙を、黒人の‘アダムとイブ’のイラストが飾りました。
記録的な部数を売り上げたこの号は、その前年、アメリカのアラン・ウィルソンを中心とする分子生物学者が発表した論文を基に記事が書かれました。
アラン・ウィルソンのグループは、世界の出来るだけ多くの民族を含む147人のミトコンドリアDNAを解析→系統樹を作成し、現代人類の共通の遺伝的祖先がアフリカに存在したことを示唆したのです。
その後、マスコミによって『ミトコンドリア・イブ』という名前が付けられ、現代人はアフリカのたった一人の女性祖先に行き着くという誤解が生じています。

『ミトコンドリア・イブ』とは何なのか?今回は、分子生物学と人類学を繋ぎ、人類のアフリカ単一進化説の根拠となっているミトコンドリアDNAについて追求してみたいと思います。

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2007年12月29日

日本と西洋、農村の違い


カルタに農奴をかける支配階級

今回は、日本と西洋の農民の暮らしの違いに着目して見たいと思います。

産業革命前の時代ですが、同じ農村でも共同体の存続状況に決定的な違いがありそうです。

〈搾取されたヨーロッパの農奴と自立していた日本の農民〉より引用

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2007年12月27日

村の働き手~海女

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今では婚姻と言うと男女がいっしょに住むことを当たり前のように想像しますが、婚姻関係を結んだあともしばらくの期間、または一生別々の家で暮らす形態があったようです。

しかもその理由を調べてみると、嫁が村の働き手として非常に重要な存在であり tikara 、その意味で生家から”嫁"に出すことをしなかったようです。

今日は能登半島の北、日本海に浮かぶ舳倉島(へくらじま)の海女のことを書いた本からその様子を見てみたいと思います。
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2007年12月25日

婚姻形態と生産形態(白川村等)

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一対婚と夜這いの併存形態(白川郷)

で白川郷の夜這い(婚姻形態)を紹介していますが、今日はそれに関連して農村部における婚姻形態(嫁取りの位置づけ)となるヒントを紹介します。

突然ですが“テマ”って何のことを指していると思います?
実は“テマ”とは“嫁”のことなんです!
なんで嫁のことを“テマ”って言うんでしょうかね?

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2007年12月23日

セム語の起源を比較言語学により探る

セム系部族社会の形成調査機関ビシュリ山系北麓ケルン墓サーベイで、セム系部族社会が紹介されていますが、戦争の起源父系社会の起源を探る意味でも、中東(西アジア)の初期遊牧文化を解明する事は、重要な意味を持つものだと思います。

未だ未解明な部分の多い初期遊牧民と思われるセム系部族社会ですが、北メソポタミア山麓地帯の南方・ジャジーラ地方から、東と西に展開したセム系部族社会の形成過程を、見ていくことで様々な実体が掴めてくるように思われます。

今日は、セム系部族社会の実体を掴む上で、セム系言語について、
<セム系部族社会の形成>サイトより、【比較言語学から見たセム語の起源】 池田 潤(筑波大学大学院人文社会科学研究科)
より、セム系言語の起源について、要約して紹介したいと思います。

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2007年12月22日

警戒心のなかった時代


国柄探訪:幸福なる共同体を創る知恵 リンクに、日本人の共同体質=縄文体質を表した事例がありましたので、引用させていただきます。

■1.「地球上最も礼儀正しい民族」■

フランスの青年貴族L・ド・ボーヴォワールは、明治維新の前年、慶応3(1867)年に、世界一周旅行の途中で日本に立ち寄り、横浜から江戸、箱根などを回った。
その見聞録『ジャポン1867年』の中に、次のような一節がある。

われわれが馬からおりるとすぐに、二、三人の娘がやさしく愛らしくお茶と飯を小さな椀に入れて持ってくる。老婦人が火鉢と煙草をすすめる。
他の小径(こみち)を通ってやって来た日本人の旅人も、われわれと同じように歩みをとめる。
彼らはわれわれに話しかけるが、たいそう愛想のよいことをいっているに相違ない。
当方としては彼らの美しい国をどんなに愛しているかを伝えられないことが残念であった・・・

それから一同は再び出発し、湾の奥深い所に見える遠い村まで下りていく。----そこでは、これはどの道を通る場合も同じだが、その住民すべての丁重さと愛想のよさにどんなに驚かされたか、話すことは難しい。「アナタ、オハイオ」(ボンジュール、サリュ)、馬をとばして通り過ぎるわれわれを見送って、茶屋の娘たちは笑顔一杯に叫んだ。
・・・思うに、外国人が田舎の住民によってどのように受け入れられ、歓迎され、大事にされるかを見るためには、日本へ来て見なければならない。
地球上最も礼儀正しい民族であることは確かだ。[1,p46]

なんとも言えずあったかく、おもわずこちらも微笑んでしまいそうになりますね。
そんな、「微笑」にまつわる事例は、ポチッとしてからお読みください。

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2007年12月21日

戸籍制度に見る東洋と西洋の違い

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奈良正倉院に残る最古の戸籍“大宝二年御野国加毛郡半布里戸籍”

 タイトルに「東洋と西洋の違い」とは書いてみましたが、実は国民の身分関係を明確にするための戸籍制度を採用しているのは日本、韓国、台湾だけです。他の国は個人の履歴をどのように管理しているのかというと、欧米では個人毎の登録を基本として、さらに出生・婚姻・死亡などの「事案」別に分類されるのが一般的のようです(リンク)
 アメリカも個人登録で、ある州で結婚すれば、式を挙げた教会がその州へ届けてくれる。また、別の州で出産すれば、赤ちゃんを取り上げた病院がその州へ届けて把握されるのみ。(こんなので上手く管理出来るのかとも思いますが、実際に相続人の追跡などにかなり支障があるようです。)

 東洋と西洋、登録手法にこのような違いが出来たのはどうしてなのでしょう。

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2007年12月20日

ビシュリ山系北麓ケルン墓サーベイ

西アジアにおける初期遊牧文化を解明する研究成果が報告されはじめている。まず、墓制に着目した藤井純夫金沢大学文学部教授の研究趣旨から。セム系遊牧部族の墓制に関する比較研究より 
(以下、抜粋)―――――――――――――――――――――――――――――
セム系部族社会の形成過程を解く鍵は、新石器時代の後半から青銅器時代にかけて成立した初期遊牧文化にある。このことは、よく知られている。しかし、この分野の研究はきわめて低調で、遺跡調査すら満足に行われていない。理由は二つ。
第一に、集落を形成する農耕民とは異なり、遊動生活を送る初期遊牧民の遺跡を確認することは、容易でないからである。
第二に、遺跡がうまく確認できたとしても、沙漠の中での調査には様々な困難が伴うからである。
そのため、セム系部族社会の原点とも言うべき先史遊牧文化(特に前・中青銅器時代の遊牧文化)の具体的な内容は今もって明らかになっておらず、定住都市・農村社会の側からの間接的な言及だけがほとんど唯一の手掛かりとなっているのである。この状況を打破しない限り、セム系部族社会の形成過程を解明することは困難であろう。

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2007年12月19日

セム系部族社会の形成調査機関

「北メソポタミア山麓地帯の南方・ジャジーラ地方から東と西に展開したセム系部族社会の形成過程を、ピシュリ山系の調査によって明らかにする。」という趣旨のもと、このブログでも何度か引用されている興味深い調査研究・発表を行なっているHPを改めて紹介したいと思います。

未だ未解明な部分の多い遊牧民族と都市成立の連関と起源ですが、その研究趣旨や活動と共に、今後のセム系部族社会の研究成果に注目です!

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2007年12月13日

元服

成人式のお話。。。

古にいう元服の儀式です。
現代では新成人のお祝いとして、ある種のイベント化していますが、
古来の元服には、 「性・婚姻」といった面でも「一人前」とされる儀式だったようです。

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2007年12月12日

日本は子育上手の先進国だった

かつての日本は、と言わざるを得ないかもしれませんが、子育て上手の先進国であったようです。しかもそれは外国人からそのような評価をもらっていたようですね。

その秘密はどこにあったのでしょうか?

いろいろ調べてみると、やはり「共同体」「集団」といった言葉がキーワードになっていそうです。外国人の目にも子育て上手と写ったのは、いったいどのような状況だったのでしょうか。

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2007年12月11日

「結婚しました」の 1/4 が再婚組み

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「結婚しました」…4分の1が再婚組 Surprised  05年厚労省統計 2007年01月26日 朝日夕刊
http://www.asahi.com/life/update/0126/013.html
 05年に結婚したカップルのうち、夫婦とも、または一方が再婚である組み合わせは18万767組で、全結婚数に占める割合は25.3%と初めて4分の1を超えたことが、厚生労働省が26日に公表した「婚姻に関する統計」で明らかになった。

「ファイナンシュルプランナーのニュースチェック」から

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2007年12月09日

「幇」:移動と融合の中華民族が生み出したもう一つの人間関係

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東洋と西洋。
今回も中国について迫ってみます。

中国には「(バン)」という特有の人間関係があります。
」については、「縄文と古代文明を探求しよう!」:中国の特有の人間関係 「幇」などで紹介されています。
中国人の独特な気質を解く鍵は、どうやら「」にありそうです。

今回は、シンガポールの華人社会についてのレポート「華人社会について」より、「」について探っていこうと思います。

華人って? シンガポールって? ←Wikipediaより)

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2007年12月08日

ボルネオ:プナン族の「夜這い」~ポーカカップ

『「>『ボルネオ:プナン族~熱帯雨林の採集・狩猟民族』に続いて、今回はプナン族の「ポーカカップ」を紹介します。

「ポーカカップ」って何??? ですよね。実は「ポーカカップ」とはプナン族の「夜這い」です。

このブログでは、たびたび「夜這い」が取上げられますが、日本では昭和30年代頃まで、残っていた村もあったといわれ、かつての共同体の若者たちにとっての婚姻規範(性規範)でした。「夜這い」は、日本だけでのもでなく『「摩梭人走婚」(モソ人の妻問い婚)2』『チベットでは夜這いも・・・』などもこれまで紹介されています。

プナン族の夜這い「ポーカカップ」について、ブログ【たんなるエスノグラファーの日記】さんの記事を紹介します。(文化人類学の奥野克巳氏のブログです。フィールドワークの話題たくさん。カテゴリー「性の人類学」もあり!)

このブログで紹介されているプナン族(西プナン)は、いまから40年ほど前に、ジャングルのなかで移動しながら、動物を狩り、植物を採集して生きるという暮らしから、部分的に、川沿いの村に住所をもち、稲作によって、米を生産するという生業を取り入れるようになった人々です。

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2007年12月04日

ミッシングリンクの意味=奇跡的に生き延びた人類

今回は人類進化の“系統”について考えたいと思います。
まずは、現在妥当とされている進化系統図と作者コメントをいくつか紹介します。

↓人類進化の地域と年代を4つの進化段階に対応させた図
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↓現状で妥当と思われる人類の進化系統図
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2007年12月02日

ボルネオ:プナン族~熱帯雨林の採集・狩猟民族

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東マレーシア・サラワク州(ボルネオ島)には、25を越える先住民が住んでいますが、そのほとんどが川沿いに集落をつくり、焼畑農業で生計をたてています。ところが、プナン族の中には狩猟と採集にたより熱帯雨林の中を移動を繰り返す生活を続けている人々もいるようです。

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<ボルネオ島の熱帯雨林>

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2007年12月01日

良妻賢母の、日本の妻?

m066 妻は【掃除】【洗濯】【食事のしたく】など、どのくらい分担しているか?面白いDATAを見つけました。 m030 m027
日本、韓国、フィリピン、アメリカ、イギリス、ドイツについてのアンケート調査がありました。
1982年 → 2002年の変化値が見られます。日本の妻は、 m148 「良妻賢母」 m149 で頑張っているのです。
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