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2008年01月01日

神々を崇めた「お正月」

あけましておめでとうございます。
「お正月」は、今やクリスマスの次に来る単なる「イベント」の感があります。が、本来の継承されてきた日本の儀式としての「お正月」とは、どの様な文化であったのかを調べてみました。
私も今まで、このような疑問を持った事がありませんでした。調べてみると、現代の市場社会の消費文化とは全く違った、自然に感謝しながら生きていた日本人を感じることが出来ました。
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日本の神話と古代史と文化「正月祭りのフォークロア、日本の基層」からの紹介です。
万物万霊(森羅万象)の魂が新しく生まれ変わる正月

日本の年中行事の中で古来よりの祭りの色彩を最もよく残しているのが正月と盆である(日本人にとっては一年の大きな節目として冬至と夏至の二度あった)(※注1)。
 かつては数え年で、正月(※注2)になると日本人はみな一つ歳を取った。また、正月には万物万霊(森羅万象)の魂が新しく生まれ変わるとされた。
 それだけに正月の行事は種類も多く、心構えの上からも一年のうちで最も重視されてきたのである。

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寝ないで、村の鎮守に豊作祈願する

正月元旦の前日、つまり大晦日の夜を除夜という。実は古くから、この除夜から元旦(元旦の「旦」は地平線に日が昇った状態を表した文字なので、元旦は元日の朝あるいは午前中を意味し、歳朝=さいちょう、大旦=おおあしたとも呼んだ)にかけては寝てはいけないといわれてきた。
 なぜなら、正子(しょうし、夜の十二時)を過ぎたら、村の鎮守に参詣して実り豊かな新年を祈願するのが慣わしであったからである。
 それが、共同体や神社の発展とともに、初詣という「行事」として根付き、今日に至っているようである。

歳神(年神)が持ってきてくれる「トシダマ(歳魂)」=霊力

家々に新しい魂を授けに来てくれるのが歳神(年神=としがみ、正月様、歳徳神、若歳神、御歳神、大歳御祖神)(※注1)である。歳神(年神)とは穀霊神(農耕神)であり、また祖先の魂(祖先の霊)と考えられていた。
 「トシ」(※注2)というのは一年のことであり、苗作りから稲刈りまでの一周期も意味している。米を「トシ」ということもあった(「イネ」そのものの意味もあった)(※注3)。
 つまり「トシダマ(歳魂)」は、トシ=米を作るのに不可欠な霊力でもあったのである。歳神(年神)はその年の新しい「トシダマ(歳魂)」を持ってきてくれる神様であったのだ。その「トシダマ(歳魂)」の象徴が米であり、餅であり、握り飯であったと考えられている。

日本の「お正月」とは、歳神(年神)つまり穀霊神(農耕神)、祖先の魂(祖先の霊)に、新年のご挨拶を皆でする事で霊力をいただき、今年も頑張ろうと活力を上げるハレの場だったようです。
このような、神々=自然、先祖のお陰で、生き続けていけると言う感謝の信仰が、「お正月」と言う日本文化であるという。
市場経済社会で、個人的な利益を追求するという現代文化と比べて、どちらが、まともな文化であるか再考させられる「お正月」である。

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