2008年01月02日
鏡餅は神と人々を繋ぐものだった。
新年二日目。皆様如何お過ごしでしょうか?
元日早々 飲み過ぎ 食べ過ぎで、すでにセーブしている方もいらっしゃるのでは?
:blush: :blush:
さて、正月と言えば「鏡餅」「注連縄」を始め、様々な祝いの儀式や飾り付けがありますね。
地域(共同体)によって形の差はあるものの、五穀豊穣や万物に感謝し神々にお供えものであったり(=鏡餅)、守り神(蛇)を模り悪霊を締め出す飾り付け(=注連縄)である等の意味は共通であった様です。
現代では、生活の変化によって形式だけが残り意味そのものが失われてしまいつつありますが、あらためて私達が辿ってきた精神性を考えてみたいと思います。
😀 😀 今回はその中でも「鏡餅」の意味や由来ついて紹介します。
今年もどうぞ宜しくお願いします!
「鏡餅」は、神に供えた三種の神器である青銅製の鏡(かがみ)を意味するといわれます。
以下引用です。
なぜ重ねた餅を鏡餅と呼ぶようになったのでしょうか。 ひとつには、丸い餅の形が昔の銅鏡に似ていることから。古来から、鏡は神様が宿るところとされていました。また、鏡餅の「鏡」は「鑑みる(かんがみる)」。つまり良い手本や規範に照らして考えるという意味の言葉にあやかり、「かんがみもち」とよぶ音がしだいに変化して鏡餅になったのだとも言われています。
秩父「中村屋」さん
また、「餅」は祭事・仏事の供え物として今も昔も慶事に欠かせない食べ物ですが、鏡餅の様に二重にするのは『日と月』『天と地』などを意味するからとされています。
いずれも「無事に月日を重ねる」や「御天道様と大地に生かされている」といった感謝の気持ちを現していると考えられているようです。
🙄 ※ちなみに、神社や家にお供えされた鏡餅を、みんなで分けたのが「お年玉」の始まりであると言われています。
この様に、人々が生活する上で精霊信仰がその基盤になっている事は言うまでもありません。
また、万物に感謝する事の意味を問うまでもなく、自然と向き合う事が常であればそれは当然の事なのでしょう。
「万物への感謝」。
この心は、神と人々と繋ぐものであり、皆の心を一つにする事も出来たのだと思います。
私も「正月」というこの機会に、当たり前の様にある「物」や「慣習」を見つめ直してみようと思います。
- posted by minene71 at : 2008年01月02日 | コメント (5件)| トラックバック (0)
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雛祭り
みなさんこんにちは。
寒さも一段落した今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
久しぶり(今年初?)の登場となります「ドク」です。
明けましてお…
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