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2009年01月15日

縄文人の出自は北方か南方か(2)

前回に続き、佐原眞氏の著書 『日本の歴史~日本人の誕生~』 を参考に、縄文人の出自について考察します。
縄文時代を代表する文化といえば、先ず思い浮かぶのが縄文土器と竪穴式住居だと思います。佐原氏は、縄文土器と竪穴式住居に、縄文人の出自の謎が隠されている!と述べています。
 縄文土器は寒冷地の文化*********************
縄文土器は、縄状の模様や火焔型などの意匠に捉われがちですが、縄文土器を代表する器種は、口の広さを上回る深さをもつ「深鍋」であることが特徴です。これは、火にかける煮炊き用の鍋としての役割を果たしており、北海道から沖縄まで広く出土しています。
他方、八重山諸島(石垣島)の先史土器を始め、中国南部・台湾・フィリピンなど、南方地域における新石器時代の煮炊き用土器は、深くてもせいぜい球形程度のものが多く、「浅鍋」であることが特徴です。
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※画像引用元: 『ブナ林と古代史』
★深鍋と浅鍋の違いはどこからくるのでしょうか!?
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「深鍋」は側面からも火熱を受けるため長い炎の火にかけるのにふさわしく、煮込み料理・スープ作りに適しており、煮たものは冷めにくい。対して「浅鍋」はもっぱら底の真下から火熱を受けるから、短い炎の火にかけるのにふさわししく、炒めたり、短い時間で煮たりするのに適しており、煮たものは冷めやすい。つまり深鍋(縄文土器)は、比較的寒冷な地帯にふさわしい鍋と考えられます。
 竪穴式住居は寒冷地の住まい*******************
半地下構造のこの住まいは、夏涼しく冬暖かいといわれていますが、世界的にみると寒冷な地帯の住居形態といえます。アメリカ大陸や北アジアの諸民族における竪穴住居の事例も北に偏在した分布を示しており、屋根に土をのせることも共通しています。
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※画像引用元: 『あびこ電脳考古博物館』
竪穴式住居は本来、寒さ・寒風に耐えるのに適した構造であり、湿潤や暑熱には不向きだと考えられます。ところが、縄文時代の竪穴住居は沖縄(中頭郡与那城村シヌグ堂)でも採用されています。
時代が下り古墳時代になると、まず畿内から竪穴住居の村は消え、大勢として次第に北へ北へと消えていくことから、住居形態についても出自・系統を示していると考えられます。
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読んでくれてアリガトウ。
本ブログでは最近、骨をテーマにしたエントリーが流行っています。次回、縄文人の骨格について追求してみたいと思います。(マツヒデ)

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