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2009年09月20日

同類闘争と共認機能vol2

同類闘争と共認機能vol1】に引き続き、今日は同類闘争について、るいネット『実現論』より紹介したいと思います。
外敵から逃れた樹上を手に入れたことにより、森林という森林に大量繁殖したサルにとって、第一課題は外敵闘争から、サル集団同士の縄張り闘争へと変わっていきます。
それでは6000万年前のアフリカの樹上空間をを覗いて見ましょう
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サル時代の同類闘争と共認機能
shiroteP1060255-thumb.jpg写真はここからお借りしました。

   親和(スキンシップ)は皮膚感覚を発達させ、より不全感を解消する効果が高い+(快=ドーパミン)感覚回路を親和回路の周囲に形成していった。この+回路(ドーパミン)は、全ゆる不全感覚を捨象する(マヒさせる)事が出来る。従って、不全感を捨象すべく解脱収束したサルたちは、生存課題であれその他の何であれ、そこに障害=不全がある限り、それを捨象すべく+回路に収束する。これが、共認統合に次ぐ、サル・人類の意識の、第二の統合様式たる+統合であり、全ての捨揚統合の原点である。

 
   

   原猿弱者たちは、この+回路によって怖れや怯えや危機逃避をマヒさせ=捨象し、仲間+縄張り闘争+へと+共認収束することによって、遂に闘争集団を形成し、縄張りを確保する事が可能になった。(これは、麻薬で怖さをマヒさせて闘いに打って出るのと同じである。人類に見られる闘いの前の踊りも、同じ効果を期待したものである。)こうして約3000万年前、遂に同類闘争(縄張り闘争)を第一義課題とする真猿集団が形成された。親和収束⇒+収束を母胎にして、より上位の闘争系・集団系の課題を共認し、その闘争共認に従って役割を共認し規範を共認してゆく、この第三の統合様式たる闘争系の共認統合こそ、サル・人類集団を維持させている主要な統合様式である。

 
   

   要約すれば、樹上に進出したサルは、同類闘争(縄張り侵犯)を激化させ、飢えと怯えの不全感から解脱すべく、相手との期待・応望回路=共認機能を進化させていった。こうしてサルは、本能を超えた共認によって、はじめて自らの意識を統合することができた。サルが形成したこの全く新たな共認機能について忘れてならないのは、不全感から解脱する為の解脱共認(親和共認を含む)こそが、全ての共認の原点であり、その母胎の上に闘争共認や規範共認が上部共認として形成されているということである。

taiwanP1060227-thumb.jpg写真はここからお借りしました。

   はじめ原猿の段階では、極限的な性闘争=縄張り闘争圧力(それは、同類を対象とする同類圧力であると同時に、自然や外敵を対象とする生存圧力でもある)の中で期待・応望回路を発達させたが、真猿以降は生存が集団によって保障される事によって生存圧力<同類圧力となり、性闘争や期待・応望(相互解脱)や同類闘争(縄張り闘争)などの同類圧力を主圧力として、更に共認機能を発達させていった。もちろん、大前提として、サルにも本能を刺激する生存圧力(自然圧力や外敵圧力)が働いているが、それら生存圧力より同類圧力の方が遥かに大きく、要するにサルは、同類圧力→同類課題を第一義課題として共認機能を進化させたのである。この共認機能こそ、サルの知能を著しく進化させたその本体であることは、言うまでもない。

 
   
 

 この共認機能は、下部の解脱共認・仲間共認から上部の規範共認・闘争共認に至るまで様々な共認内容を形成し得るが、それらは全て不全課題や闘争課題etc.の課題に応えんとする期待・応望回路によって形成されたものである。従って、その課題=期待に対する充足度が次の最先端の問題となり、上記の全ての共認は、その充足度に基づく評価共認へと収束してゆく。つまり、全ての共認は課題共認⇒充足(内容)共認⇒評価共認へと先端収束することによって(言わば仲間の評価を羅針盤として)最良の内容へと収束し、共認内容が最良内容に固定されると共に、それ(評価収束→内容固定)によって、皆=集団の統合が実現される。これが共認統合である。

 
   
 

 課題共認や規範共認は本能の代替機能でもあるが、本能にはない解脱共認や同類闘争共認が象徴している様に、共認機能は本能の単なる代替機能を超えた機能である。むしろサルが形成した共認機能は、本能を進化させるDNAの組み替えより遥かに容易に、かつ多様に、(本能の代替物でもある)共認内容を組み替えることが出来る機能であり、それまでのDNA進化という生物史を覆す、全く新たな進化機能の実現だったのである。

■同類闘争という課題 【何故、共認機能が重要なのか?】より引用 
サルの一番の特徴は、他の動物と違って同類との闘争(サル集団同士の縄張り闘争)が第一課題であることです。 そうなった理由は、樹上に棲息できることにあります。
樹上は、木の実などの栄養価が豊富で、かつ逃避場所として最適です。 つまり、そのような最高の空間を、サルという種はほぼ独占出来たことにより、人間が森を侵食するまでは、ほぼ森林という森林は、サルがほぼ許容量一杯までに繁殖していたと思われます。
そのような空間なので、外敵(他動物)との闘いは第二義的となり、サル集団同士の縄張闘争(同類闘争)が、サルにとって第一義課題となったのです。
■戦闘集団における共認機能の重要性【何故、共認機能が重要なのか?】より引用
過密化した中では、激しい同類集団同士(あるいは異種のサル同士)の縄張闘争が、激しく戦われていたと思われます。 この同類の集団同士が、日常的に緊張関係にあることも、本能で対応できない状態です。 かつ、この集団は戦闘集団です。恐らく、強い結束と(恐らく指令投割も)が必要です。
だからこそ、サルは新たに獲得した共認機能に収束し、まず意思の伝達や、それに対する仲間の評価をつかむ機能を強め(ボディランゲージや表情の読み取りによって)、仲間の評価を羅針盤にして、行動に対するプラス、マイナスの評価を行い、役割や規範を形作っていった訳です。
★【ゲラダヒヒによる初期人類の集団形態の推測】【共認機能による実現態を探る】で紹介したマントヒヒの父系重層社会ゲラダヒヒの母系重層社会は、共認機能によって、同類闘争を止揚した統合様式といえます。

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comments

>「期待してくれている存在」に対する安心感が不可欠<
>潜在思念豊かな女たちは強力な羅針盤である。<
これまで私権闘争のまっただ中で常に警戒心を抱き続けるよう刷り込まれた「男」たちに欠けているのは、まさしく「期待されている存在」に対する安心感ですね。すごく実感がわきます。
その安心感をあたえ、男の警戒心を引っぺがすのが、「潜在思念豊かな女たち」であり、その反応が羅針盤となるわけですね。

  • サハル
  • 2009年12月20日 14:02

>つまり、相手の期待(→課題圧力)を感じるのが薄いから、答えを追及するのも薄くなるし、発信するのも弱くなるのではないか。
本能を直撃するような課題圧力がかかれば、誰だって何とか答えを出そうと必死になります。『外圧=内圧』が、最大限に働いていることを誰でも実感するところでしょう。
だから答えの追求、発信が弱いのは、感じる外圧が弱く内圧が高まらないことが主要因なのだと思います。要するに相手の期待を看取するアンテナ感度が著しく狭くなっており、外圧を外圧として認識できないだけなのだと思います。

  • 森羅万象
  • 2009年12月22日 02:42

森羅万象様 コメントありがとうございます。
>だから答えの追求、発信が弱いのは、感じる外圧が弱く内圧が高まらないことが主要因なのだと思います。要するに相手の期待を看取するアンテナ感度が著しく狭くなっており、外圧を外圧として認識できないだけなのだと思います。
アンテナが弱い人でも、女性の顔色には敏感になるのでは?顔も見ないとなれば論外ですが・・・。これからは女性の反応を意識していく。これが外圧=内圧なって行く上で非常に重要なポイントだと思います。

  • mrran
  • 2009年12月22日 21:23

サハル様 コメントありがとうございます。
>すごく実感がわきます。
どのあたりでしょうか?お聞かせ頂けるとうれしいです。

  • mrran
  • 2009年12月22日 21:25

mrranさん、
私の年齢(中年)以上に顕著だと思いますが、「闘争の場に女がチョロチョロすべきでない」みたいな価値観があったり、だからこそ彼女らの期待を本音ではうれしく思いつつも「ニヤニヤしていると軟弱とみられるのでは?」とか、期待に素直に喜べない、応えられない、照れくさいという感覚がありますね。
だから、本当はそういう期待に素直に喜びを示してもいいんだと、心を開ける安心基盤なんだというところが、共感できる一番のポイントです。

  • サハル
  • 2009年12月22日 21:37

サハル様
なるほど、そういうところですか。。。
それは私も同じです。

  • mrran
  • 2009年12月22日 22:34

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