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2010年06月28日

日本人の可能性②~西欧と日本の階層意識の違い

「日本人の可能性シリーズ」第二弾は、
「西欧と日本の階層意識の違い」を取り上げます。
西洋と日本を比較しながら、日本人の本質=共同性を明らかにしてゆきましょう。
まずは応援よろしくです。

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ありがとうございます
では始めましょう。
るいネットの『西欧と日本の階層意識の違い』という投稿をテキストに進めてゆきます。

欧米人の思想の根底にある人間中心主義とは 、けっして、人類一般を対象としたものではありません。あらゆる中心になるものは、もともとはキリスト教徒たるヨーロッパ人に限られます。
人間と動物を断絶する論理は、同様にキリスト教徒とそうでないもの、ヨーロッパ人とそうでないものなどを断絶し、ヨーロッパ社会の内部においてはユダヤ人に対する迫害であるとか、非常に根強い階層意識などを形成してきました。また、ヨーロッパ社会の外部に向けては度重なる略奪・殺戮行為であるとか、人種差別などとして発現してきました。


『自分VSそれ以外』ということです。
根底には『周りは全て敵』という思考があるようですね。

ところで、社会の階層意識について考えてみます。身分制社会であった時代の日本とヨーロッパで、支配者階級が総人口にどれくらい占めるかを比較してみると大きな違いがあります。
たとえば、江戸時代の日本では、総人口の5~6%が武士であり、革命直前のフランスでは、僧侶・貴族は総人口の0.5~0.6%と算定されています。
日本に比べてフランスでは支配者階級の割合は10分の1だったと推定されています。



日本では支配者階級のなかに多数を抱え込んでいると、トップクラスといえども豪勢な生活はできません。ハリスをはじめ、幕末に来日した欧米人は口をそろえて、日本の支配階級のつつましさを指摘しています。


日本の支配階級の棲家⇒皇居(画像はこちらからお借りしました)
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また、逆に日本人はフランスを訪れて、ヴェルサイユ宮殿などの壮大豪華な建築を見て、「なぜ、フランスで革命が起こったかはじめて分かった。」という意見をよくいいます。支配者階級に入る人数が少ないからこそ、人民の恨みが爆発するほどの贅沢ができるということです。

フランスの支配階級の棲家⇒ベルサイユ宮殿(画像はこちらからお借りしました)
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贅沢さにはものすごい差がありますね。

ヨーロッパでは、動物、非ヨーロッパ、非キリスト教徒などを順次疎外していき、さいごに「ほんとうの人間」として残るのは、ごく少数の支配者階級だけです。支配者はあくまで特権階級で、孤高であり、他を寄せ付けたりしません。



このことは、日本とヨーロッパでの支配者の理想を比較してみると、よくわかります。日本では名君とたたえられるのは、ほとんど例外なしに、質素な生活の実践者です。



ヨーロッパでは、些細なことにせこせこしないで、どんどん浪費することがむしろ支配者の美徳とされています。たとえば、名君とほまれの高いルイ9世は、側近に「君はもっと良い衣服を身につけなければならない。そうすれば、君の奥さんはもっと君を愛し、君の召使いは君をもっと尊敬するようになろう。」といっています。



また、イギリスでは、今でも貴族制度は生きていますし、フランスでは、1870年には貴族階級は消滅したはずなのですが、それまで貴族の家柄は依然として貴族の称号を保持しつづけています。さらに、婚姻関係や系図の偽造によって貴族を名乗りたがる連中があとをたたないので、ニセ貴族は15000家もあるそうです。



社会の根底に強い階層意識と上位の階層に対する強いあこがれがなければこのようなことにはならないといえます。日本では華族制度が廃止された途端に、もと公爵、もと伯爵などすべてに「もと」がつけられるのとは対照的です。



明治維新以降の教育制度をみても、日本では上級学校に進み、社会の指導者になる者も初等教育の段階では、みんなと同じく机をならべました。
ヨーロッパでは、上級学校に進む者は初めから別扱いの過程(パブリック・スクール、リセ、ギムナジウムなど)が用意されて、上層階級の独占物になっていたこととは対象的です。日本では戦前から続いていた「入学受験地獄」というのは、階層意識が弱く、また制度的にも立身出世が開かれていた日本だから起こり得た現象だといえます。


なんで西洋と日本の階級意識はここまで差があるのか?少し考えて見ましょう。
あなたが仕事に成功してそこそこのお金が貯まった。
しかし、あなたの周りにはそのお金を狙う盗人のみがうようよしている。
毎日が不安でしょうがない。どこから敵が襲ってくるかわからないので、警戒心の塊になってます。
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いつも周りを監視せざるを得ない状況。画像はこちらからお借りしました。
いきなりの状況設定ですが、あなたならこの状況を切り抜けるためにどうしますか?

あきらめて盗人にお金を明け渡す。
                                                   
盗人集団と断固闘う。                                                 
盗人集団の戦意を喪失させるように策略する。

さてどうでしょう?
は切り抜けたことにならないので省略します(笑)。
はどうでしょう?一見正しいように見えますが所詮多勢に無勢。結果は見えてますね。
そこで浮上してくるのが です。
すなわち『反抗しようとすら思わないような圧倒的な差を作る』ことです。
西洋では私権闘争の全面的勃発を経て周りはすべて敵になりました。
周りはすべて敵なので、いったん勝ち組になったとしても、いつ攻撃されるかわかりません。
だから長年かけて強固な階層を作り出し、圧倒的な力の差を見せ付けようとしたわけです。
しかし、それだけだと圧倒的大多数の一般大衆に鬱憤が溜まり、暴発する可能性があります。
そこで作り出されたのが「宗教」です。『すばらしい死後の世界』を幻想させることでガス抜きを図ります。特にキリスト教にはその傾向が強く、人間とそれ以外を明確に分けて一般大衆に優越感を与えるように作られています。
その後の『自由』『博愛』『人権』などの欺瞞観念、『スポーツ』『映画』『風俗』などの娯楽も同じで、これらによって一般大衆はトコトン現実逃避させられてしまってます。
人間とそれ以外、キリスト教とそれ以外、自分とそれ以外、というふうに個の優劣をトコトン明確にし、刷り込んで行ったのが西洋思想です。
その最終様式が階層意識である、と言えます。
自然と人類は一体であることを前提とした東洋の思考とは、まったく相容れないことが理解できると思います。

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