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2022年11月05日

原始日本の共同体性1~集団における性の役割を紐解き、活力・集団再生の糸口を探る

 

前回までの記事では、縄文人の生活や人類の観念機能について図解で紐解きながら、「人類の追求力の本質は何なのか」、ということについて扱ってきました。

 

人類の追求の原動力は何か?①~同期と一体化と観念機能~
人類の追求の原動力は何か?②~人類はどのように本質に迫っていっているのか~
人類の追求の原動力は何か?③~縄文人の同期と一体化と観念追求~
人類の追求の原動力は何か?④~縄文人は観念をどのように発達させていったか?~

 

やはり忘れてはならないのは、人類は仲間・万物との一体化欠乏が一番の充足源、活力源であるということ。そしてそのために不整合、非共振状態を起点として追求するし、その中で観念を深化させてきたということは、非常に重要なポイントですね。

 

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さて本ブログでは、ここからいくつか追求テーマを分けながら、人類の意識構造、集団(共同体)の原基構造について更に認識を深めていきたいと思います。

 

・人類の最先端機能である観念について、その機能、構造、役割etc.についてもっと深めたい・・

・始原人類はどのように集団を統合していたのか?どのような役割で集団はまとまっていたのか?

・集団の中でも、男女の役割や性について、どのような関係にあったのか?

 

これらを深めていく中で、ゆくゆくは現代に生きる私たちの活力再生に繋がるヒントを抽出していくことを狙っていきます。

 

 

その中でまずは、【日本婚姻史シリーズ】と題して、縄文の世界観を起点とした日本の婚姻史実に焦点を当て、(これまでの記事で見てきた)観念≒追求回路の構造を基底として、どのような婚姻形態(男女の役割)によって集団は統合されてきたのか、という点について追求していきたいと思います。

 

具体的には、古代から昭和までの日本の婚姻体形の変遷を豊富な文獻を引用しつつ解説している、「日本婚姻史」(高群逸枝、1963)を中心の題材としつつ、大きくは以下のような追求ポイントを扱っていきます。

 

◆婚姻様式、集団の形成について

・始原~縄文あたりの婚姻様式の視点から、家族・集団・組織の在り方とは?そもそも婚姻とは何か?

・子育てのあり方もどのように変わっていったか?

・日本と世界の婚姻形態でどのような歴史、違いがあるか?

 

◆観念進化と性について

・観念(言葉、技術、文化etc,)の発達過程において、性はどのような関係していたのか?

・男女でどのような役割を相互に持ちつつ、期待応合しながら一体化⇒共振、増幅していったか?

 

 

他の追求テーマについても今後発信していく予定なので、お楽しみに!

 

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