2009年06月02日
共認機能による実現態を探る vol.1
共認機能ってなに 共認機能だけで、どんな事が実現できるの
真猿の段階で獲得した共認機能ですが、人類はその共認機能を下敷きにして、観念機能を生み出し、飛躍的に進化を遂げてきました。観念機能を持つのは人類だけですが、共認機能だけでもかなり高度な集団を構築できるんです。このシリーズでは、共認機能の可能性を探ってみたいと思います。
下の写真の、ヒト・マントヒヒ・ゲラダヒヒ、ここには一つの共通項があります。
なんだかわかりますか
生物史の中で、重層社会を実現し得たのは、この3種しかいないのです。
しかも、マントヒヒは【父系集団】による重層社会、ゲラダヒヒは【母系集団】による重層社会を構築しています。このマントヒヒとゲラダヒヒの重層社会を探ることは、同じ生息域に生存していた初期人類の集団形態及び、共認機能の進化を推測する上で、大きな鍵を握っていると思います。
今日は、ゲラダヒヒの母系集団による重層社会の共認世界を、覗いてみたいと思います。
それではアフリカのエチオピアに重層社会を覗きに行って見ましょう
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- posted by yidaki at : 2009年06月02日 | コメント (4件)| トラックバック (0)