2010年04月24日
日本婚姻史2~その3:夜這(オコモリ)は女性から若衆への期待
画像はここからお借りしました。
前回の日本婚姻史2~その2:地域の教育組織「若衆」「若者組」「娘組」
ではオコモリと言う行事は村落共同体の男、女として一人前になる為のもので、「若者組」や「娘組」と言う教育組織に組み込まれていた、という内容です。
若者組は村落内の各種の労働、消防、夜警、警察、葬式などの役割を分担し、さらに入り会い林野や地先漁場の管理統制、氏神祭典行事の下請け、盆踊りなどを通じて、村落内における伝統的な行動様式の総体としての文化を受け継ぐという重要な役割を担っていました。ここでの主役は「男」です。
村落が「男」に対する期待は並々ならぬものだったことが分ります。
では「女」に対する期待や役割は何だったのでしょうか?
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- posted by mukai at : 2010年04月24日 | コメント (2件)| トラックバック (0)