2010年12月11日
原始時代の社会期待(3)~縄文時代の精霊信仰
前回のエントリーでは、10/17『なんでや劇場』を基に社会共認の歴史を扱い、現在の状況認識を以下のように捉えました。
・近代社会は「豊かさ期待」という一つの社会意志によって突き動かされてきた。
・’70に貧困が消滅すると、豊かさを求める私権意識が衰弱し始め、40年を経た現在「豊かさ期待」に替わる「本源期待」が生起し、共同体の時代が到来した。
★本源期待の生起とは・・・?
現代社会は、私権時代に作られた観念で覆われているため、本源期待の生起といっても、その中身がよくわかりません。
そこで今回のシリーズでは、私権時代以前の原始時代に遡って、時代検証をすることで「本源期待」の像を明確化し、共同体時代の指針を探っていきます。
今回は、日本の縄文時代にスポットをあて、縄文人の「本源期待」とはどのようなものだったのかを考えたいと思います。
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- posted by matuhide at : 2010年12月11日 | コメント (2件)| トラックバック (0)