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2007年08月12日

「三くだり半」とは妻(女)にとって哀れな書状だったの?

『三くだり半』とは離縁状の代名詞であり、それを差し出された妻は哀れそのものというイメージが、定着されていました。 🙁
しかし、高木侃氏による離縁状の分析から見えてくるのは、その多くが男(夫)からの一方的(専権的)なものとは違い、妻に対して配慮があった(非専権的)とされる記述が紹介されており、当時のおおらかな男女関係を重ね合わせてみても、そちらの方がイメージに合い、「妻は哀れそのもの・・・」というイメージはそぐわない事が分かります。
(参考:江戸時代の結婚~制度から見た男女の地位~
030605-01-4.jpg
「↑三下り半」
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以下、「[増補]三くだり半(江戸の離婚と女たち)」高木侃著より
引用です。

■実際の離縁状にみる離婚理由
離縁状の実例に見られる離婚理由を頻度の高い順に整理すると、注目される点がある。
最も多い離婚理由に「事由無し」であること。
<中略>この種の離縁状が最も多い事はまったく看過されていた。しかも理由のない離縁状は夫が「なんの理由も示さないで、離婚できたことを示している。すなわち徹底的な夫の意思だけで離婚が成立する専権離婚であり、また離婚の成立に特定の原因を必要としない無因離婚だった。」といわれる。
確かに離婚理由の記載がないのであるから、「無因」離婚ということはできよう。しかし離縁状の無因性から直ちに、夫の一方的な恣意による離婚、つまり夫の「専権」離婚であったとは言えない。離婚理由の記載のないのは、妻方に対する配慮・礼儀からあえて書かないのをよしとしたからに他ならなず、むしろ当時の離婚が形式上はともかく実質上は「非専権的」であったが故に、理由を書かなかったと考えるべきである。

引用終わり
現代でも、ごくまれに表現されているようですが、その意味合いは「専権的」ですね。

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comments

塩分をほんの少ししか摂らなくても生きていけるって、ほんとにびっくりです!
私たちが汗をかいて目や口に入ったらすごくしょっぱいですが、そういう民族の人たちの汗は、しょっぱくないのかも??
不思議ですね~。

  • まりも☆
  • 2007年9月13日 21:17

ホント不思議です。
鈴木継美氏の『パプアニューギニアの食生活』(中公新書)によると、パプアニューギニア西州の低地雨林帯のゲデラ族の人々も低ナトリウム食らしい。
日本の厚生省の勧告値(理想値)が10グラムであるのに対し、ギデラの人びとの食塩摂取(植物や動物から)は、少ない人は0.5グラム、多くとも3ないし4グラム。
鈴木氏は、植物食を中心とする内陸の世界で人類が進化したとすると、この0.3から0.5グラムの食塩量であった、と推測されている。
栄養値も固定的なものではないかもしれないです。

  • 2007年9月14日 01:59

hermes victoria uk 共同体社会と人類婚姻史 | ニューギニアの3種類の塩

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