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2010年03月05日

「共認運動の実現構造とネットの可能性」その④ ~変革課題VS逃避解脱~

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前回までの記事:
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その① ~社会制度の最基底部の「婚姻」を議論できる場が無い~
「共認運動の実現構造とネットの可能性」その② ~ネットにおけるツールの進化~

「共認運動の実現構造とネットの可能性」その③ ~潜在思念は、ネットに収束するか?~

に引き続き、今回も、9年前に投稿されたるいネット記事「共認革命シリーズ」から紹介します。
シリーズ4回目の今回は、「共認革命5 変革課題VS逃避解脱」を紹介しながら、現在のネット生活の中身(ネット利用状況)について見ていきたいと思います。
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「共認革命5 変革課題VS逃避解脱」

☆ネットでも、相変わらず逃避解脱(H系や出会い系やゲーム系)が中心である。
※私権圧力からの逃避というパラダイムにある限り、H系・出会い系・ゲーム系・チャット系の中身それ自体の空疎化は避けられない。しかも、それらは現実逃避であるが故に、実生活から断絶した虚の生活である。
現状は、仲間圧力(の中に混在する私権的なるものと)の葛藤ゆえに、ゲーム逃避etcの引力はまだまだ根強いが、私権の全面衰弱が進行してゆけば、いずれは空虚感・空疎感が強まり、実生活と繋がった中身のあるサイトへと移行してゆく。
図解
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●変革課題の顕現化と逃避集合(マイナス解脱)の空疎化は、同時並行的に進行する。
●変革期待⇒評価共認の顕現圧力は、中身共認・課題共認を潜醸し、それら潜在期待がネットに収束する。
●ネット上では、倒錯観念や説明思考は敬遠され、潜在思念に基づく探求思考や実感投稿が歓迎される。

☆現在のネット生活の中身とは?この10年間でネットはどう変わってきたのか?
○現在、感覚レベルでも、ネットは随分と日常生活と繋がりを持つようになってきました。日頃の活動(仕事・生活)で思いつくままに上げてみると、
・メール、資料データのやり取り
・調べ物・検索
・ブログ、MM、SNS、Twitter・・・
・ニュース・天気予報
・質問と回答
・ショッピング(本の購入など)、オークション
・ホテルや乗車券の予約
・地図情報の入手
・時刻表、乗り換え案内
・グルメ情報
・ネットバンク
・・・・・等々、色んな場面でネットを利用していることに気づかされます。
○前回に引き続き、平成20年「通信利用動向調査」結果(総務省)より、ネットの利用状況データを以下に紹介します。

1 インターネット等の普及状況
(1) インターネット利用者数及び人口普及率 (個人)
過去1年間にインターネットを利用したことのある人は推計で9,091万人と、前年に比べ280万人の増加。人口普及率は75.3%となった。 個人がインターネットを利用する際に使用する端末(「パソコン」「携帯電話・PHS等」「ゲーム機・TV等」)を見ると、それぞれ前年に比べて利用者数が増加しているが、特に、「ゲーム機・TV等」からのインターネット利用者が209万人増(対前年比58.4%増)と急速に拡大している。
figure4.gif

2 個人・世帯におけるICT利用の進展状況
(1) インターネットの利用目的 (個人)
インターネットの利用目的については、パソコンからの利用は「企業・政府等のホームページ(ウェブ)・ブログ(ウェブログ)の閲覧」が56.8%と最も高い。一方、携帯電話からの利用は「電子メールの受発信」が54.5%と最も高くなっており、機器の特性に応じた利用を行っていることがうかがえる。
(2) インターネットにより購入・取引した商品・サービス (個人)
インターネットにより商品等の購入や金融取引をしたことのある人の割合は、53.6%(対前年0.9ポイント増)。購入・取引した商品・サービスをみると、男女ともに約半数がデジタルコンテンツを購入している。デジタルコンテンツ以外では、男性は「趣味関連品・雑貨」(37.5%)、女性は「衣料品・アクセサリー類」(43.8%)が突出して多くなっている。
(3) インターネットで商品を購入する理由 (個人)
インターネットで商品を購入する理由として、過半数の人が「店舗の営業時間を気にせず買い物できるから」(55.9%)、「店舗までの移動時間・交通費がかからないから」(50.1%)を挙げており、時間・空間の制約のなさを利点として挙げている。
figure5.gif

(以上、平成20年「通信利用動向調査」結果(総務省)より引用)
ネットの普及状況としては、平成11年の利用者数2706万人・人口普及率21.4%から、平成20年時点では利用者数9091万人・人口普及率75.3%と、この10年間で個人・企業において着々と広がってきているようです。
また、ネットの利用目的も、HP閲覧・メール・商品サービスの利用等々、実生活(現実)の役に立つものが上位を占めています。
10年前にネットサイトの中心を成していた逃避解脱系(H系や出会い系やゲーム系)のサイトは、今や利用比率から見てもあきらかに少数派に衰退してきているのではないでしょうか?
まさに、今やネットが「実生活と繋がった中身のある=現実の役に立つ」ツールとして人々の収束先となっている ことが伺えます。
また、例えばこの間の小沢vs検察報道に対するブログでの追求など、マスコミの流す情報ではなく本当のことは何なのか?みんなどう感じているのか?と、ネットによる事実探索、社会収束が進行している と言えそうです。
「遊びの失速」が顕現化した現在。変革課題の顕現化⇒ネットへの収束⇒探求思考や実感投稿⇒共認形成へと、共認運動の実現に向けたネット利用が今後ますます進展していくのではないでしょうか?

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comments

西洋民主主義からすれば、村落共同体は時代遅れ、個人の自由が抑圧された古い社会、と映るでしょうが、人類史の事実を見てみればどちらが人類にとって真っ当な社会かは明らかだと思います。

  • sinkawa
  • 2010年7月6日 19:26

確かに「多数決」は大勢の意見に収束させる一見公平
(≒民主的)なやり方のように見えますが、少数でも良い
意見もあります。
国会なんかでも多数決で決めている場面がありますが議論する前から
派閥や私利私欲で調整されてしまっており結果が見え見えです。
色々な意見を出し合い徹底的に議論して答を出していくやり方の方が
公平(民主的)だと思います。

  • tensen
  • 2010年7月6日 19:32

>国会なんかでも多数決で決めている場面がありますが議論する前から
派閥や私利私欲で調整されてしまっており結果が見え見えです。
とありますが、「根回し」は意味のある行為じゃないでしょうか?
私利私欲になったのは最近のことで、元々は自分達の集団を破綻させずにうまくやってゆく手法のひとつじゃなかったか、と思います。

  • 二階堂定晴
  • 2010年7月6日 20:20

>ベストなミーティングを行なう為に誰が意見するのに適任であるかといった配慮よりは、いかに「自分」がミーティングで一番発言、および貢献できるかという点の方に重点を置く人が結構いるのである。

日本と西洋の会議の進め方についての考え方の違いにすごく納得がいきました。彼らからしてみれば事前に根回しをしてたいした意見もなく会議が終了するなんてことはとても信じられないでしょう。

  • kato
  • 2010年7月6日 20:24

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