2021年08月19日
先祖への感謝、子孫への期待-3
今回は、子孫への期待に焦点を当ててみたい。
かつて、アジアからアメリカ大陸へ移動したといわれているネイティブアメリカン。彼らの言葉には様々な示唆に富む教えが詰まっている。特に部族としてどう生きるべきかという規範や自然への感謝にあふれる言葉が響く。
日本人にとっても実感しやすいこれらの言葉に耳を傾けることも無駄ではない。そこには、これからの共同体社会の有様が詰まっている。
そんな言葉を紹介したい。
アメリカ先住民から学ぶ「10の教訓」。自然との共存、シンプルな生き方「偉大なる精神は、全てのものに宿る。それは私たちが呼吸する空気にも。偉大なる精神は私たちの父であり、地球は私たちの母。彼女は私たちに栄養を与える。地面に置いたものはみな、彼女が私たちに返してくれる」Big Thunder (Bedagi) Wabanaki Algonquin
「大切な最初の一片に気がついた時、人々の魂の中に瞬時に入り込んでくるものだ。宇宙とその全ての力を持つものとの調和、それに気づくとき、宇宙の中心に偉大なる精神が宿っていることを認識するだろう。それは、私たちの心の内にあるものだ。– Black Elk – Oglala Sioux
「地球はあなたの両親からあなたへと与えられたものではない。あなたの子供があなたに貸し出したものだ。人は祖先から地球を継承するのではない。子供たちから借りているのだ」ネイティブ・アメリカンの諺
「私の子供たちよ、人生の道を歩んでいるときには、けっして他人を傷つけてはいけないし、悲しい思いをさせてもいけない。反対に、おまえが他人を幸福にできるようなときには、いつでもそのようにしなさい。」【ウィネバゴ族インディアンの伝承のことばより】
「教えは外側からではなく内側よりもたらされるもの。」【ホピ族】
「笑顔が神聖なものであり、みんなと分け合うべきものであることをいかなるときも忘れてはならない。」【チェロキー族】
「感謝する理由がみつからなければ落ち度はあなた自身にある。」【ミンカス族】
- posted by KIDA-G at : 2021年08月19日 | コメント (0件)| トラックバック (0)
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