2008年12月16日
外圧状況から見る日本婚姻史 渡来人と妻問婚
外圧状況から見る日本婚姻史
前回に引き続き、今回は、「日本婚姻史5 妻問婚~大和時代~」について考えてみたいと思います。 :
この時代、縄文人の集団婚は、渡来人によってもたらされた妻問婚へと変遷して行きます。
大陸から最先端の技術を持ち込んだ江渡来人達は、支配者層として日本に定着していったと考えられています。
妻問婚を持ち込んだのも彼らだろうと思われますが、しかし、最末端の庶民にまでこの妻問婚が行き渡ったかというと決してそうではありません。
上流階級こそ妻問婚そして私有婚が定着して行きますが、庶民階級では集団婚的な色合いがずっと残り続けます。
■なぜ、支配層は個人婚、私有婚を貫き通したのでしょう?
■なぜ、大多数の縄文人が続けていた集団婚に染まらなかったのでしょうか。
■逆になぜ、縄文人は妻問婚に転換しなかったのでしょうか。
今回はそこを考えてみたいと思います。
- posted by yama33 at : 2008年12月16日 | コメント (3件)| トラックバック (0)