2010年01月05日
遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造-4<遊牧部族の父系制転換~略奪闘争まで、集団の共認内容の変貌>
みなさん、こんにちは。
行き詰まりを見せる現在の婚姻制度=私有婚制度の成立構造を解明し、私有婚制度の本質とは何か?に迫るシリーズ『遊牧部族の父系制社会から私有婚誕生までの歴史構造』。今日は第4回をお届けします。
写真はコチラから
第1回、第2回で、母系制であった集団が、「遊牧」という生産様式故に人類史上はじめて母系制から父系制へと転換。安心基盤を失った女の不安が増大、それに応えるかたちで自集団の蓄財意識が強くなり、次第に私益的色彩が強くなってゆく流れを押えました。
第3回では、集団の「共認内容」によってはじめて本能に無い「同類殺し」が可能になることを押えました。
続いて、今回は遊牧部族が父系制へと転換し、略奪闘争(同類殺し)の引き金を引くまでの、集団の共認内容の変貌、その共認内容に迫ります。
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- posted by sachiare at : 2010年01月05日 | コメント (4件)| トラックバック (0)