2010年01月21日
日本語の成り立ち9~縄文語の形成
日本語の成り立ち7で縄文後期の縄文語の復元を、日本語の成り立ち8でそれを下敷きにした弥生語の音韻的特色を取り出しましたが、今回はシリーズ最後として、縄文中期以前の縄文語の形成過程を紹介します。小泉保著『縄文語の発見』より。
(写真は特徴的な顔面表現をもつ土偶(縄文中期)、東京大学総合研究博物館からお借りしました。)
本土縄文語は九州縄文語と裏日本縄文語に分裂したと推測されるが、琉球縄文語が九州縄文語から派生したことはほぼ間違いない。そこで、九州縄文語を復元するために、まず琉球縄文語の原形を探ることから始める。
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- posted by okatti at : 2010年01月21日 | コメント (7件)| トラックバック (0)